小1/5月の勉強メモからの抜粋

2016年05月(小1)

2016年6月23日(木)。

 

取りためていた2016年5月のメモからの抜粋。

 

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■対策

 

(1)九九
・3月から公文の更に先取りをする作戦にでる。引き算に入る前に九九を暗誦させる。

・当初、1の段から9の段まで言うのに、約1時間。2週間後には、約5分。この成功で勉強方法が正しいことを確信する。3月末には九九の暗誦完成。

 

・その後、9×9マス計算を、時間を計測して実施。当初約9分。3~4月に約50枚継続して、安定的に約2分以内に可能に(僕がためしにやってみたら、手書きの時間があるので約1分は要する)。

 

(2)足し算と引き算
・公文のドリルを購入して、先回り。

・当初、平日朝にやっていたが、新しいことを朝にすると「丁寧に説明できない」「時間切れになる」「終わらない」ことが判明。僕もいらいらするので、新しいことは週末のみにするルール作成。

 

・妻が「1をかりてくる引き算」を教え、この方法が娘に合うことが判明。僕は、「14-8は4+2=6」を体にしみこませるくらい教えて、頭を使わない方法を仕込む。

(3)公文算数の問題点
・B後半の「3桁-3桁引き算」は、3週間くらい続く。引き算は頭を使うので、丸付けする僕もフラフラになる。枚数を、5枚から2枚に減らすことも真剣に考えたが、我慢して継続した。結果的に良かった。耐えて良かった。

・しかし、引き算ばかりしていたら、足し算を忘れていることが判明。12+6をやらせたら、2, 4, 6と回答して、引き算だと思い込み、また足し算をやらせても、繰り上がりを忘れていた。子供の脳は柔軟なので、同じことばかりしていると固まってしまう、ことを理解。

・5月20日にB終了テストに合格、Cの掛け算に進む。この日から、毎朝、「足し算→引き算→掛け算→割り算」を最低3問解くようにプロセスを変更。つまり、公文ドリルを常に複数持ち、数問ずつ解いていく。
 

(4)大型書店通いのスタート
・5月中旬から時間をみつけては、受験コーナーで情報収集することに。20冊は速読した。『下剋上受験』に出会い、ヒントを理解。

(5)語彙力の問題

・僕はMBA受験においてGMATで苦しみ、その解決法が英単語を専門用語も含めて強化することだったのに、日本語でも同じことに気が付く。単語を知らない→文章がぼやける→頭に残らない→説明できない。語彙数が少ない子供は、「読んでいるがぼんやりとは分かるが細かいところは分からない」、つまり精読できていない。
 

・娘が図書館で借りている本を分析したら、物語系ばかり。また読むのが異常に速い。つまりストーリーだけを追って、おもしろいから笑っている、ことに気が付く。
 

・対策として、語彙を増やすテキストを購入。約200ページなので、毎日やれば6か月で完成。2016年末には小4終了までに知るべき語彙をカバー。新しい言葉を知るのは楽しいようで、娘は大好きになっている。

 

(6)精読力の強化
・また図書館で借りる本を僕が音読し、「いちいち聞く」ことをスタート。「この人、どういう気持ち?」「どんな天気?」「つぎどうなるだろう?」「この言葉の意味は?」「君ならばどうする?」。

 

・いちいち聞きすぎると楽しくなくなるが、机に向かって行う「読む→考える→書く」という作業効率の、10倍以上の量をこなすことができることが判明。

・また、小林一茶の「すずめのこ そこのけそこのけ おうまがとおる」のような語感に強い興味を示し、噛みしめるように楽しんでいた。

 

(7)漢字
・公文の算数ばかりみていたら、3月中旬に漢字がおろそかになっていた。

・あわてて、週末をつぶして1年生のドリルを全部とき、できない漢字を抽出して、オリジナルプリント作成。徹底的につぶして定着。

・安心していたら、今度は公文の国語が進みすぎて、2年生の最初の漢字の定着率がほぼゼロなこと判明。

 

・5月末に国語プリントを1週間お休みとし、浮いた時間で漢字を徹底復習。オントラックに戻す。つまり、公文は親によるマネジメントが極めて重要。

 

・漢字は毎日やる必要があるので、朝やり、夕方17:00に帰宅させて夕食までにもう一回やるプロセスにした。

 

■短期目標(2017年3月末の理想形)

 

・算数は小1で小6まで自宅学習で終わらせる。公文の筋トレで習熟させる。
・国語は小2で小6までの漢字を終わらせる。公文の筋トレで習熟させる。

 

(1)公文算数
・5月末に公文に相談し、掛け算の簡単なプロセスをスキップすることに。簡単すぎると筋トレにならない。今、「24×53」とかやってるのに、「2×3」とかやっても、さすがに意味が無い。C101(3桁×1桁)から開始。すぐに割り算に移行する。

・現在の進度からすると、自宅学習では夏休み後の8月末時点でEレベル終了(5年生)が可能なので、これを目指す。

 

・公文は9月末でDレベル終了(4年生)を目指す。割り算以後のプロセスは筋トレになるので、スキップさせない。B後半の引き算は辛かったが、あの千本ノックに耐えて良かった。

 

・夏休みはプリントを現状の5枚ではなく、15枚くらいに強化して加速させる。

 

(2)サピックス算数
・「問題の意味を把握して考える」系のテキストを開始する。平日朝は考える系は時間的に無理なので、週末にやる。

・7月3日(日)の組み分けテスト対策となるような問題を選ぶ。

 

・しかし、今は考える系の問題よりも、公文の筋トレが重要。必要以上にはサピックスに入れ込まない。

 

(3)公文国語
・特に急がない。8月末に2年生の漢字を完璧にする。3年生の漢字までの先取りはしない。公文がペースメーカー。

・漢字は公文の新しい漢字を抽出してプリント作成、①毎朝、②塾が無い平日の17:00-17:30、③週末に全部書く、のサイクルを回す。

 

(4)サピックス国語
・情景や感情が浮かぶ本を僕が選び、娘と一緒に読む。読みながら、次々と質問をしていく。量をカバーする。

 

(5)語彙
・1日1枚を継続。12月末には4年生レベルを終了させる。

 

■気づきや学び

 

(1)通学時間
・偶然だが、自宅から小学校が近い。これにより、朝の勉強時間を確保できる。自宅から遠かったらできなかった。通学時間は案外重要。遠方の私立小学校に通っている方は、朝の時間をつかえないのでは?

 

(2)娘の体力
・運動系を鍛えてきたこともあり体力あり。2時間ならば連続集中できる。しかし、2時間以上は効率悪い。実験的に3時間やったら、フラフラになった。

 

(3)娘の回復力
・5歳から柔軟体操を、毎日継続的に実施してきた。勉強の合間に柔軟を交えることで、集中力を回復。

 

(4)問題をできたときの対応
・できない問題に遭遇したときに、「良かったね~、できないことが見つかって。またひとつ、強くなれるね」と声をかける。

・問題ができたときは、①ふつうの○、②花○、③ハイタッチ、④ステップアップする問題ができたときは、僕が娘の手を持って、娘が逆上がりする、クルリンパ(=筋トレにもなっている)。

 

・このクルリンパしたときに、新しいことを学んだというステップアップした、ということを体で理解させているつもり。

 

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そんなこんなで、5月もあっという間に終わってしまいました。

 

 

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Posted by senki