小1/語彙力:『言葉力1100』の効用
2016年7月2日(土)。
朝。
『言葉力1100』。1日に1ページずつ進めていますが、娘はこの勉強を大変気に入っています。サピックスを含む全ての教材の中で、一番好きだそうな。算数(というより計算)の「できた!」という脳内快感とは異なり、新しい言葉を知るということは、「新しい言葉(=概念)を知った!」みたいな脳内快感があるようです。
娘:「どんどん次に行きたい!」
とのことで、次のページも見たがるのですが、定着率が悪化するだけなので、1日に1ページのペースを守っています。
これまで、以下ステップでやってきました。
①「おぼえよう」の言葉を6個音読する。
②「うえのことばをあてはめてぶんをつくろう」に当てはめる。
③最後に完成した文章を音読する。
これで5分。毎日の5分をたんたんと積み上げることが大事。というより、娘は凡人なので、これ以上やっても定着率が悪化するだけ。
しかし、今日、この『言葉力1100』が、僕が考えている以上に効率的に設計されていることに気がつきました。それは、
1) 短い文だが見本となるような文体。
2) 「おぼえよう」の語彙以外にも、文には様々な語彙が埋め込まれている。
ということです。
例えば、今朝の展開ですが、
娘:「"災害は、(xx)なく急におとずれる"。ねえ、パパ。さいがいってなに?」
僕:「災害っていうのは、火事とか地震とか大雨とかだよ。ほら、"災"っていう漢字には、火が入っているでしょ。」
娘:「なるほど~。爆弾が落ちてくるのは災害?」
僕:「違うね。それは戦争だね。災害っていうのは、自然のことが多いね。」
と、スパイラル式に語彙力が強化されることになります。
僕は悩んだ末にまだ辞書を娘に与えていません。辞書を引く、知らない言葉を調べる、という姿勢や習慣は良いのでしょうが、語彙力が低い現時点で辞書をいちいち引いていたら、時間を浪費します。子供、特に小学校1年生の集中力は短いですし、娘の場合は最大で2時間です。
この短い時間を最大限活用すべく、辞書という選択肢は排除しました。口頭で意味を問い、確認し、効率を高めていきたいと考えます。
現状、2016年12月末に『言葉力1100』を完全把握してから、辞書を与えようかと考えています。辞書を引くことが目的ではなく、「必要に応じて辞書を引く」ことが大事であり、根幹を成す語彙力が無ければ、調べたところで語彙も定着しなにだろう、と推測。
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