小1/家庭環境:テレビ、ゲーム、iPad

2016年07月(小1)

娘が小学校に通うようになり、小学生の行動を目にする機会が増えました。また、娘との会話からも、友達の様子などに関する情報が入ってきます。

 

小学校1年生にして、①つけっぱなしテレビ、②ゲーム(携帯含む)、③iPad(のアプリ、ゲームや知育系を含む)、の中毒者になっているのを見たり聞いたりすると、大変な時代だなあ、と思います。

 

僕は、「親の管理下でやらせれば問題無い」という発想は甘いと思います。

 

なぜならば、

 

「親の管理下で(ゲームを)やらせれば問題無い」

「親の管理下で(ドラッグを)やらせれば問題無い」

 

という次元の話だからです。日本でも上位数パーセントに入る給与所得を貰っている賢い人間達が日々研究し、企業間同士のしのぎを削る競争を経てマーケットに供給されている「テレビのコンテンツ」、「ゲーム」、「アプリ」が目指すことは、「マネタイズできる顧客を増やすこと」であり、「リピーター率を上げること」です。

 

つまり、世の中にある楽しそうなことは、すべからず中毒性があると考えます。大人だって中毒になります。通勤の地下鉄で、スマホゲームに夢中になっている率が、年々上がっている気がします。そして、全米を席巻しているアレ。

 

中毒性の最大の問題は、気が付かない間に日常生活にルーチンとして組み込まれることです。これほど恐ろしいことはありません。

 

もちろん、完全無菌状態で子供を育てることもリスクが伴いますので、適度に外の雑菌を取り入れるべきだと思います。でも、公園に集まっている子供たちが携帯ゲームに夢中になっているのを見ると、本当に可哀相だなと思います。

 

一種の、緩慢なる虐待ですな。

 

僕自身、小学生の時代にファミコンのドラクエ全盛を味わった世代。しかし、僕は友人宅でファミコンを楽しむくらいで、お小遣いでファミコンを買うことはなかった。当時、

 

「ゲームで遊ぶ人よりも、ゲームを作って人を遊ばせる側にまわりたい。そっちの方が面白そう。」

 

と思っていました。小学生ながら、中毒性の本質について、うっすら気が付いていたように思います。つまり、「金(=時間)を使うのか、金(=時間)を使わせるか」、という本質。

 

ともかく、我が家では、

 

①テレビはつけない(※録画した番組は見る)。

②ゲームは一切やらない。

③iPadのアプリはやらない。

 

ので、全くの当然のことなので、話題にもなりません。「勉強しなさい」と僕が言うこともないのと同じ。全くの当たり前のこと。

 

そして、低学年の勉強という観点からは、「話題にもならないこと(=文字という形式知になり辛い)」がとても重要であり、僕もいろいろな方の中学受験ブログを読み漁り、娘に対するマネジメントのヒントを頂いております。

 

 

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Posted by senki