小1/サピックス:TOEFL Writing Logicの小1作文への応用

2016年07月(小1)


2016年7月17日(日)、朝。

 

サピックス小学1年生の国語ですが、「てんさく教室 かいてみよう!」という添削コーナーがあります。サイズはB4で裏表2枚。

 

今週のお題は、

 

「あなたが いままでに 本で よんだり、おかあさんや おとうさんに きかせてもらったり した おはなしの 中で 一ばん こころに のこっているおはなしに ついて かいてみましょう。」

 

でした。

 

娘はある本について書きたいというので、20分程度、僕は放置プレーをしてみました。

 

20分後。

 

うわ~(涙)。

 

設問にたいして、正確にアドレスしていない。数行しか書いていない。ロジックが無い。具体的に欠ける。客観(事実)と主観(感想)が区分されていない。

 

作文は子供が書くものであり、親が指導すべきものではないと思っていたし、誘導したくないので注意しながら、娘と会話。それでも、話が噛み合いません。最後は泣き出してしまいました(=カレンダーに×をつけました)。

 

・・・ということで、昼食ブレイクを入れて、昼食中に僕はいろいろと考えました。

 

そして気が付いたのが、「TOEFL Writing Sectionで受験生がよく使うテンプレート、つまり論理構成は、そのまま小学校の作文ロジックに転用できるのではないか?」、ということでした。

 

TOEFL iBTはnon-nativeが米国の大学・大学院に入学する際に、アカデミックな英語運用能力を習得していることを証明する試験です。そのうち、Writing Sectionは30分でessayを1本仕上げるというもの。

 

お題は、例えば、

 

“People attend colleage or university for many different reasons (for example, new experiences, career preparation, increased konwledge). Why do you think people attend colleage or university? Use specific reasons and examples to support your answer."

 

というもの。

 

英語はとてもロジカルな言語なので、この主のessayについても、とてもロジカルになります。一般的にはスタンダードなfive paragraph essayになりますが、小学生の作文の世界を僕は想像して、僕は1つ最後のロジックとして、「味付け」を加えました。

 

・・・このロジックを娘に教えたところ、爆ウケ(笑)

 

娘:「パパ、おもしろい、どんどん書ける!!!

 

あっという間に、サピックス答案用紙の裏表がびっしり文字で埋りました。しかも、当然ですが、素晴らしい論理展開。これまで、娘の喉に詰まっていた言葉が、勢い良く一気に吐き出されるようなかんじで、文章になりました。

 

娘:「もっともっと書きたい!」

 

とのことですが、勉強時間が終わりに近づいていたので、「あなたが一番すきな食べ物はなんですか?」、とか、娘から僕へ「パパはなんでワインが好きなんですか?作文にしてください」とかの言葉で遊びました。うん、完璧に娘はロジックを理解した。

 

そういえば、日本における日本語での国語教育においては、自己のスタンスを明確にしなかったり、論理展開が弱かったり、MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive。つまり、ダブリなし且つモレなし)の概念が弱かったり、していた記憶あり。

 

英語の世界、とくにアカデミックな世界における「作文」の世界では、自分のスタンスをクリアにして、それに反する他者のロジックを徹底的に叩きのめす、ことを徹底的に学びます。だから、作文技術として磨かれていったのでしょう。(※渋幕ではこのあたりのカリキュラムが充実しているようです。)

 

まさかTOEFL Writing Sectionのスキルがそのまま小学生に通じるとは思いませんでした。今回娘が書いた作文をサピックスに提出し、「中学受験の観点」からのフィードバックを待ちたいと思います。

 

【余談】

ちなみに、GMAT(経営大学院向けの入学テスト)のAWA(Analytical Wrting Assessment)のお題は、こんなかんじです。30分でessayを1本書くもの。

 

“The falling revenues that the company is experiencing coincide with delays in manufacturing. These delays, in turn, are due in large part to poor planning in purchasing metals. Consider further that the manager of the department that handles purchasing of raw materials has an exellent background in general business, psychology, and sociology, but knows little about the properties of metals. The company should, therefore, move the purchasing manger to the sales department and bring in a scientis from the reserch divison to be manger of the purchasing department."

 

このargumentに対して、論理的に攻撃するというもの。だって、変ですよね。「金属に詳しい科学者を調達部門に配置転換すべきだ」って。英語のアカデミックな世界における「作文」って、こういうかんじです。少なくとも、日本語の世界では、僕はあまりみたことありません。

 

 

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Posted by senki