小1/サピックス:国語「たからものはひみつ」(120-07)
2016年7月18日の週。
今週のサピックスは、「たからものはひみつ」でした。僕の備忘としてメモしておきます。
1) 9ページある長文読解。
2) 記述問題が本格的になってきた。小1にこれをやらせるのか。サピックスの国語は凄い。他の塾もこんなかんじなのだろうか?
3) 「とい6」は凄い。「ねずみの子が にぎった「なにか」とは なんでしたか」ですが、これは2ページ先に書いてあります。つまり、文章全体を読み、記憶に残しつつ問題をみないと分からないことを意味する。
4) 語彙力の有無が、解答に直結する残酷さ。
娘は、「とい5」を間違えました。選んだ選択肢は、イ、で、「たからものの せいで ねずみの子を かばんの 中に 入れられないので やつあたりする 気もち」というもの。
娘と会話したところ、この「やつあたり」という単語の意味を知らず、この選択肢を選んでいました。やつあたり、について意味を説明したところ、
娘:「じゃあ、答えがイになるはずないじゃん!くまくん、やさしいから、そんなことしないだろうし!」
とのことでした。
やはり、語彙力は重要。極めて重要。
そして、語彙力は計算や漢字とは異なり、テストで習熟度を定量化しづらい分野。だから、教育熱心な親ほど、たくさん本を読ませているつもりでも、小4くらいで「おかしいなあ、本は読めるのに、なんで国語の問題は解けないのだろう?」、と気が付くことになるのでは?なぜ、英単語テストは存在しても、日本語語彙テストはないのだろう?
文章の読解力が無い、精読できない、読み違える、文章が分からない、という現象の裏側にある本質的問題のひとつに、語彙力の不足、があることは疑いようがありません。英語学習者が、単語力が不足して長文読解で苦労する問題と、よく似ている。
・・・しかし、「やつあたり」は基本すぎて、『言葉力1100』にはないぞ(笑)。
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