読書メモ:『本物の学力は12歳までの「作文量」で決まる!』
2016年7月18日の週。
作文関係の参考になる本を求めて、大型書店で立ち読み。以下、備忘メモ。
尚、僕の備忘メモは主として記憶を頼りにしているので、正確に本を引用するものではありません。あくまでも、自分用の備忘録です。
(1)書籍名
『本物の学力は12歳までの「作文量」で決まる!』
(2)主な主張
ドリル一冊与えるならば、白紙のノートを一冊与えてください。
空想作文を書く。
作文力は、生涯を通じて必要な生きる基盤になる。自分の頭で考える。
道徳の観点ではなく、空想で書く。
書くことで論理力が鍛えられ、文章の仕組みが分かり、読めるようになる。
重松清の『きよしこ』は読むべし。
低学年からの塾通いは負担が大きい。それよりも、国語力が大事なのでは。
書き手になると読解力が飛躍的に伸びる。書く、人を喜ばせる、微細な表現に注意をはらう。
リアルに描くには目に見えるように書く。
作文なのか小論文なのか。
あなたがxxだったらどうする?、という質問は有効。
型。ホップ、ステップ、ジャンプ、着地。
犯人は誰だと思う?予測させる。
何か買いたいものが出てきた場合には欲しい理由を書かせる。必然的に論理的になる。
赤ペンで添削すると良い。
本の感想文。ポップ、題名や印象。ステップ、あらすじ、短く。ジャンプ、主題を探り、自分の考えをまとめる、個性的に書く。着地、全体をまとめる。
イエスかノーかをはっきりさせるのが小論文。ジャンプで理由を書く。理由は子供は沢山書けないし、焦点がぼやけるので、理由は一つか二つに絞る代わりに具体例と共に深堀りすると良い。
(3)参考になった点とAction Item
①書くことで読解力が上がる、という発想は面白い。たしかにそうかも。
→小学校入学時点から、10年日記を毎日欠かさず書かせているが、内容についても仕込むことにする。
②理由を書かせるという訓練方法は試してみたい。人を説得する理由を、ぱっと言えるかどうかは大事かも。
→机に向かって書く時間は取り辛いので、親子でブレストして理由を言わせる訓練に応用する。
③理由を絞る、という発想は面白い。たしかに、表面的な理由を3つ挙げるよりかは、2つを深堀りしたほうが、小学生の作文や小論文という観点では有効かも。
→3つ理由をあげる口頭小論文訓練と共に、1つを深堀りする筋トレも日常に取り込む。
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