僕の読書メモ:『中学受験 注目校の素顔 豊島岡女子学園中学校・高等学校』
備忘メモ。
(1)書籍名
『中学受験 注目校の素顔 豊島岡女子学園中学校・高等学校 (学校研究シリーズ 6) 』(おおたとしまさ著)
(2)ポイント
ビル群の中にある。学校に大きな校庭がない。
20年前は存在感が無かった。今や御三家を凌ぐ。1892年に裁縫学校として始まった。
1986年から16年間かけて校舎を改築。8階建てに。
1989年に入試日を2/2に変更。1989年入学組が6年後に大量合格(1995)。1996に東大現役5。加速。2003に2桁。2014に33。
シャンデリアとお姫様階段。
地道に基礎を鍛える。テスト多い。
いろいろな経緯で入る。挫折経験も武器になる。
制約があるので考えて工夫する。狭い校舎、1700の下校でのクラブ活動。教員も1730帰宅マスト。時間には制限がある。
生徒がテキストをつくる。
中学入学組も、高校受験をうける。ふるいわけはしない。高1、2は中学、高校別。3年で統合。
あたりまえのことを、あたりまえにやる。その積み重ね。
運針は最後にぬきとる。形に残らない。大切なものは自分の中にしか残らない。
ノートの添削が凄い。
コーラス部は2010に高校全国優勝。2011に中学優勝。時間がないとこは理由にならない。有効な時間の使い方を知っている人は、集中力を身に着けている人。そういう人は、自分の力を100%出し切れる。
(3)学びとAction Item
僕が中学受験をしているときは、存在感がなかった学校です(でも、存在感があっても、女子校は分からなかったと思いますが)。話半分で本を読んでも、実に経営としての中学高校の運営が工夫されている。強烈な価値観を感じますね、「制約があるので考えて工夫する」、とか僕は大好きです。
→伸びている組織は違う。学びを得よう。
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