僕の学習:「The Big Short」(邦題:マネー・ショート 華麗なる大逆転)
2016年7月30日(土)、夜。
娘は寝ている。
妻と僕で、DVDにて、「The Big Short」を鑑賞。夫婦で、ところどころで大爆笑でした。(特に、S&Pのアナリストとの会話、そしてプールサイドでSEC職員がGS職員に擦り寄るシーン)
印象に残ったのは、以下台詞。
「間違っているときには、間違いに気がつかない。」
字幕で見ていたので、英語で何て言っていたか聞いていませんが、本質を突いています。中学受験でも、普段の生活でもそうでしょうね。けっこう、物事の本質。娘の場合は、偏差値で定量化されますが、低学年の偏差値は、、、趣味の世界ですね。
尚、この映画の一番のテーマは、CDS Long(=買越。しかしCDSは保険なので実質Short Position)をする意思決定の際に、徹底的に一次情報をあたっていること。
1) プールにワニがいたのでフロリダ州だと思いますが、実際に不動産を見る。
2) 借り手のストリッパーにまで取材しに行く。
3) ラスベガスの業界イベントで仮説を検証しにいく。
人生かけてマクロ経済の転換点に勝負をかける人間でも、ちゃんと一次情報を当っている。中学受験レベル(しかも首都圏なので移動も楽である)ならば、ちゃんと一次情報入手しなかったら、単なる怠慢だなあ、と思いました。親として、がんばっている娘に申し訳無い。
時間見つけて、たんたんと、一次情報を入手したいと思います。
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ディスカッション
コメント一覧
私も去年この映画Netflixで見ました。もっと脚色してエンターテイメント性の高い映画と期待してましたが、ストーリーは淡々と信仰していくので、拍子抜けしました。
淡々と一次情報を集め、マイクロトレンドを掴み、仮説を立て、ポジションを取り、リスクテークする。あの状況でトレンドを見極めたのも大したものだと思いますが、リスクテークした後に、前提条件が変わらない限り、一貫してポジションを取り続けた勇気が、凄いと思いました。
中学受験でも親として、ブレない勇気もまた続けたいです。