僕の学習:『真田丸』第33回
2016年8月21日(日)、深夜。ワインと共に。あ、チーズもあるわ(ブリー、AOCではない)。酔っ払いの雑文なので御容赦。
『真田丸』の第33回「動乱」。
NHK大河ドラマ史上、近年稀に見る、強烈に面白い回でした。
史実が面白いのか、脚色が面白いのか、それとも役者が面白いのか。
そんなのどうでもいいですね。面白いものは、面白い!
僕は、塩野七生の『ローマ人の物語』をハードカバーで読んでからアッピア街道を走り、ヴェネツィア訪問してから『海の都の物語』(初版本)、フィレンツェ訪問してから『マキアヴェッリ語録』(初版本)、系。
国内では、ほぼ20年前の初めての北海道サイクリングで知った、三浦綾子の『泥流地帯』、『塩狩峠』に始まり略全作品通読、そして北海道開拓関連では吉村昭の『熊嵐』や『破獄』など。司馬遼太郎はそこそこ(全部は読んでいない)。
ドラマがこれだけ面白いならば、『真田太平記』は必読ですね!
・・・他方、歴史は、常にそれを物語る側に有利に叙述される。スキピオ vs. ハンニバルを物語ったあまたの作家も見解(=スキピオはヒーロー)もあれば、米国のヒストリーチャンネルからすれば「ハンニバルはアホ。勝利したスキピオ側は、てこずった相手がアホだと家名があがらない。だから、ハンニバルは勇将だと歴史に物語った」、という見方もあります。
司馬遷も、、、とキリが無いのでやめておきますが、
娘が「社会」の歴史に踏み込むのが楽しみで仕方ありません!
なぜ、稲作が広まったのか?(弥生時代)
なぜ、中央集権国家が誕生したのか?(大和朝廷)
ちょっと飛びますが、
なぜ、大日本帝国は対英米戦争に踏み切る必要があったのか、については『戦争論』(小林よしのり)を読ませて靖国の遊就館を訪問した上で、広島を訪問し、そしてサピックス的な中学受験での正史に接して貰いたい。
親もワクワクですね、中学受験。暗記はタンタンとやるにしても、記述試験、万歳!
そして、そんな子供たち(=2022年中学受験組)が歴史を作っていくのは、今から30~40年後くらい。ボルドーやブルゴーニュの良年ならば軽くサバイヴできる目盛りです。2016年夏の一日一日は地味ですが、所詮はその程度の目盛り。
娘がダメでも、その娘が競いあった同年代の誰かが、世界に対して意味のあるインパクトあることをしてくれていれば、親として嬉しい。所詮は、ヒトという生物の、確率論のお話。
・・・さ、明日も06:00に起きるか。1日は24時間しかない。この資源だけが、全世界、共通。あとは、全て、偏在している(=不平等)。
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