小1/サピックス:算数II①「はこをつくろう」(空間把握能力)
2学期初めのサピックス。
算数II①「はこをつくろう」(110-08)
今後、僕のプリント管理方法(II①→2学期の1番目の授業という意味)の番号を付します。シールを貼ると、管理が本当に楽!
(1)問題
①どのように見えるかな
②ふたのないはこ
③バスをくみ立てる
④はこをつくろう
立体図を多方面から見ることや、直方体の展開図の問題。娘はどれも一発で解いていたようです。
娘:「簡単だった。だって、そうじゃん。」
(2)問題から学ぶべきこと
空間把握能力、というものなのでしょうか。
我が家では特殊な教材などは使ったことはなく、レゴ・積み木・折り紙・工作(ナイフを使う)でふつうに遊ぶのみ。しかし、ちょっと「特殊な工夫」はしてきました。空間把握能力を獲得することや、中学受験問題を解けるようにするためではなく、どちらかというと登山などのアウトドア活動で事故が起きないようにするため、の工夫です。
①方角あてクイズ
町を自転車で走ったり、歩きながら、
僕:「はい、どっちが北?」
娘:「こっち!」
僕:「ぴんぽーん!」
というもの。保育園時代は自転車の後ろに乗せて遠出をするときとかは、5分に1回くらいクイズを出していました。その結果もあってか、最近では自宅周辺を歩いているときにクイズを出すと、80%くらいの確率で北を当てます。最近では地下鉄の中でもクイズ出しています。
②逆上がり
娘は保育園時代から回転逆上がりを攻めていました(得意なので保育園の発表会でも、出し物として観客にウケていた)。頭が下にくる動きは普段ないので、三半規管が鍛えられるし、なによりも空間の感覚をつかむことができます。通常の逆上がりだとふつうですが、回転逆上がりは更に感覚をつかむには良い遊び。
③ブランコからのジャンプ
保育園時代から手すりに到達するジャンプをしていました(危ないのでBMXのフルフェイスヘルメットを被らせてやろうとしたこともある)。これも空間把握につながりますね。今でも結構ジャンプします。
④逆立ち
自宅での逆立ちは日常的にやっています。両手を上にあげて、振り下げることで回転力を得て、逆立ちをしたら10秒ホールド。これも空間把握につながりますね。
⑤「くるりんぱ」
僕と娘が両手をつないで、娘が足で僕の腹を歩いて逆上がりする遊び。勉強面で進化があったときに、これをやっています。
⑥サッカーボールでのキャッチボール
これも工夫しています。通常のキャッチボールに加えて、1回バウンドして取る、2回バウンドして取る、3回バウンドして取る、といった変形メニュー。また、僕がサッカーボールを高く上げて、それをとる遊び。他には、ボールを地面について、これを僕と娘で繰り返してリレーするもの(テニスみたいなものです)。これも、見ていると、ボールの動きの予測と両手両足の動きを連動させるから、良い訓練になっていました。
⑦ブランコの柵の上の一本橋
保育園年中くらいから鍛えてきたので、娘はかなり得意です。バランスをとりながら、鉄パイプの上を歩いていきます。目線の置き方、足の位置、手の位置、などの感覚が高度に制御されないと、一本橋はできません。
・・・中学受験的な空間把握能力の向上に、これら遊びがどれほど効果があるのか分かりませんが、紙に書かれた図形問題を解いたり積み木で訓練するよりも、もっと大きなサイズ感(方角とか自分の体の位置関係とか)で訓練したほうが楽しいし、効率的な気がします。
また、大きなメッシュでの訓練は体を動かすから楽しいし、どこでもできます。だから、勉強時間という観点でも、実は机上の訓練よりも10倍は勉強時間が長い。
図形問題が苦手、というならば、
①方角分かる?
②逆上がり得意?
③逆立ちできる?
ことをまずは子供に確認したほうが良いと思います。紙の図形問題を解くのは、あくまでも能力を把握することや、問題に慣れるためのプロセスであるべきと考えます。
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