僕の読書メモ:『みんなのうた』(重松清)
ベッドで、娘と二人で読書。
(1)書籍名
『みんなのうた』(重松清)
(2)著者の主張
家族っていいね、ということでしょうか。特に感じ入ったのは、以下一節。
=quote=
「ひとが見てくれたら、稲もよう実る。ほんまで、ほんまのことじゃ、田んぼも畑も、ひとが見てくれればくれるほど、元気になる」
=unquote=
(3)感想
ベッドの上で読了し、静かに余韻に浸っていたら、隣で本を読んでいる娘が本をおき、くるりとこちらを向いて言いました。
娘:「ねえ、パパ。どんなおはなしですか?おもしろかったですか、そのりゆうは?パパが主人公ならば、どうしましたか?」
えええええ?
・・・これ、結構嫌だな。逆の立場になって理解した。読書感想文を書くことをマストにした読書なんて、楽しくないぞ(汗)。でもまあ、今やっているメモ程度ならば問題ないのだろうけど。
僕:「①東京で大学受験に失敗した女のひとが故郷に帰る話。②田舎でいろいろな人と交わるのが面白かった。③パパが主人公ならば、四浪してまで東大を目指さないと思う。」
でも、そういう不器用な人間の姿を、重松清は見事に描き切る。
★ブログ村ランキングに参加しています。お帰りの際に↓をクリック頂くと、このブログのランキングが上がり→訪問者が増加→情報が集まる→分析できる→ブログのネタが増える、という仕組みです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません