小1/勉強方法:妻と僕のバトル
2016年9月27日(火)、夜。
市販されている書籍を見る限り、多くの家庭において、子供の勉強面は妻がマネジメントして、それにあまり協力的ではない夫が気分に任せて口を出して、妻がイラッとするパターンが多いようです。
我が家では逆。
妻よ、口を出すならば、僕は今後一切マネジメントしない。最後まで全部やってください。そして、そこまでの覚悟がないならば、一切口を出すべきではない。どうしても言いたいことがあったとしても、少なくとも、娘のいる前で、僕に対して異を唱えるのは良くない。娘だってバカじゃない。両方の親の顔色をみながらアクションをとる。それくらいの知恵は既に獲得している。
屈辱の偏差値42発進を忘れたのか?誰が遠因を作ったのか?また公文でスタックしまくりで前に進んでいない実態があることすら把握せず、完全放置プレーにしていたのは誰なのか?
よ~く理解したほうがいいよ~。
■ことのあらまし
読書をしたら、原稿用紙にメモを残す。この基本動作において、娘が言い出した。
娘:「パパ、メモ書きたくない。」
僕:「なんで?」
娘:「3つの質問の問題文を書くのが面倒くさいの。(①どんなはなし、②どうおもった、③しゅじんこうならば)」
僕:「そんなの理由にならないね。ちゃんと書いて。」
娘:「いやだったらいやなの!(と泣き出す)」
僕:「あっ、そっ。本がかわいそうだね。メモに残してもらえないだなんて。書きたくなければ読まなきゃいいじゃん。」
(あー、やっぱり、言い出したか。読書は感想文書け、となると、急に楽しくなくなるからな。その気持ちは理解できる。でも、ここで折れたら、習慣が形骸化する。その3つの質問は、お題が無い読書感想文の切り口になるもので重要。だから、超コンパクトにした上で、問題文として書かせている。ここで妥協はできないね。親として妥協すると、また攻め込まれるから押し切るとするか・・・)
ここで横から妻が登場。
妻:「いやだって言ってるんだから、書かせなきゃいいじゃん。質問自体が重要じゃなくて、中身が重要なんでしょ。」
ここでバトル勃発。
僕:「はぁ~?口出しするな。するなら、全部お前が勉強指導しろ。」
妻:「○×△(※意味のあることは言っていなかったと思う)」
・・・面倒くさいので、娘にも「なぜ質問を書く必要があるのか」を説明しましたが、1ミリくらいしか分かっていないでしょうね。
妻:「娘にきちんと説明して、議論すればいいじゃん。」
議論というのは、対等の立場でするものだ。いくらなんでも、親と小1では対等に議論できない。
そんなことやってるから、娘が深海に沈んだんだよ★
親の仕事は、①目標と時間軸を設定する、②仮説をたてて遂行する、③日々のマネジメントをしっかりする、④子供の反応をみながら調整していく。この④は、子供の機嫌を取る、ということに非ず。
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ディスカッション
コメント一覧
似たような経験ありです(笑)
6年後の中学受験、さらに12年後の大学受験そして大人になるまで長丁場。ゴーイングコンサーンの観点からみると、自分が思い描く100%の成果だしつづけて途中で壊滅するより、仮に自分が正しくても妥協して折れて8割の成果を長く出し続ける方がいい時もあるかもしれませんね。
偉そうに書きましたが自分も実際そんな状況になったときにそんなストラテジックに割り切れることはできないですが、特に嫁相手には(笑)。
>エルモさん
妻もステークホルダーの一人であることから、その存在を無視できないし、すべきではないのでしょうね。しかし、僕は取締役として株主(=将来の娘)から経営を任されているので、従業員(=現在の娘)をマネジメントして定量面、定性面でvalueを創出するfiduciary dutyを負っています。真剣にならざるを得ません。
・・・ってかんじにストラテジックには動けないんですよねえ。なにしろ、母娘=女2人、僕=男1人。あれあれ、僕はminorityでした(笑)。
まぁこの手のトラブルはどこの家庭でも子供に真剣になればなるほど今後もあるでしょうね。
私はこの手のトラブルから、私の株主(=将来の娘)はリスク回避志向で高いバリューをめざして高いリスク(家庭の崩壊等)よりは多少パフォーマンスを落としてでも低リスク(円満家庭)を望んでいると思って行動しようと思っています。
私の子供も娘なので、リスクが実現した場合、私はマイノリティで追い出される側ですから(笑)
>エルモさん
そうですね。株主殿が何を望んでいるのか、私の考えが浅かったです。家族の場合、解雇したりboardから追い出すのは多大なコストがかかりますから、サステナビリティを確保することは絶対条件ですね。株主殿も望まない。妻というステークホルダーをeducateする努力と共に、長期目線で対策考えます。コメントありがとうございました。
父親(夫)が特に勉強を主導するのは、私が妻だったら、楽だわ。
それだとしても、進学先・就職先・結婚相手のタイプなど、実際のところのコメントは、女親の私も参考にして
ほしいです。
うちの場合、学力的には圧倒的に夫の方が高いのですが、中学受験の経験がないので、ピントこないようです。
尚、夫婦とも都内での高校受験の経験がないので、全部おちて公立中いきは避けたいです。
>nnn-bbbさん
中学受験の勉強プランは僕がマネジメントしますが、進学先は家族会議ですね。小4くらいから意識かなと思います。それまでは偏差値もあてになりませんしね(試験結果はあくまでも体温計、やっていることがオントラックかどうかを判定するためのものであり、最終的な実力とはあまり関係無し)。
結婚相手は娘に任せます^ ^