小1/読書/039:『ちいちゃんのかげおくり』(あまんきみこ)
2016年9月29日(木)、夕方。
公文国語C(=小3)の推薦図書。39ページ。
①どんなおはなし?
②どうおもいましたか?
③あながたしゅじんこうならば?
娘:「①せんそうでちいちゃんもかぞくもなくなるおはなし。②かなしかったです。りゆうは、かぞくとはぐれちゃうからです。③かぞくとはなれないでにげる。」
行間を読めているようです。直接の表現では、家族(=出征したお父さん、おかあさんとおにいちゃん)が亡くなったとは書かれていません。花畑での出会いが描かれているだけなので。
・・・なお、僕はこの手の反戦的な絵本は苦手です。もちろん、僕も子供のころは素直に読んで涙していましたが、今読むとツッコミどころ満載なので。
「おばさん」がいたのに、ちいちゃんを置き去りにしないでしょ(笑)。
そんな簡単に餓死しないよ(笑)。
そして、戦争の悲しさを描くのは良いけど、戦争は外交手段の一つであり、それを行使せざるを得なかった当時の世界状況を子供に説明しなくて良いのだろうか?植民地政策を推し進める欧米列強(=白人社会)が、非白人社会を食いつぶす中、仮に自分自身が当時の大日本帝国の為政者だった場合に、どういう行動を取るべきなのか?
娘が中学生になったときに、いろいろ考えてもらいたいなあ。どうせ、1941年12月8日に存在していた人種差別は、2022年4月1日にも同じように存在しているだろうから。
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