小1/サピックス:『現代ビジネス』独り勝ちを続けるサピックス「強さの秘密」を探る
2016年9月29日(木)、夜。
妻が職場で記事に気が付き、僕にシェア。(→ありがとう、妻)
・独り勝ちを続けるサピックス「強さの秘密」を探る 突出した進学実績
要旨は、
①上澄みしか相手にしていない。
②成績順のクラス編成、帰宅する順序まで上位クラス順、保護者会もクラス別なので社会の縮図を味わう。親を競争に巻き込む仕掛け。
③スター講師が居ない。つまり、ノウハウとして普遍化させており品質の安定化。
ということと理解。
僕もビジネスの観点で中学受験産業を考察することが多いですが、よくできている仕組みだと思いますよ。低学年生徒向けに、今の手緩いカリキュラムではなく、公文のような「計算筋トレ」や、「漢字」をやったほうが良いのに、と昔は思っていましたが、今では僕は、ああこれは意図的に生徒や保護者に対してハッパをかけていないことを確信しています。
だって、理解している保護者はサピックス外(家庭学習や公文や他の通信教育などで)で、自主的にやっているから。そして、そういう顧客層をすでに取り込んでいるサピックスとしては、小1という金にならない、というよりは、「時間」と「教室枠」を使う必要が無いから。
サピックスカリキュラムの問題に自主的に気が付き、家庭自ら対策を考えて行動するような層だけ、相手にしたいのでしょうね。もっともだ。僕が経営者ならば、そうするから。
だって、楽だもん(笑)。
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ディスカッション
コメント一覧
sapix教とまでは言いませんが、親を煽って商売上手だなあ。とは思っていました。
ただ、いまのところ教室から出てくる時間はクラスの学力とは関係ない気がします。
スター講師なしは、当たっていますよね。クラス落ちしましたが、算数講師の方は評判が良いです。また、講習の時はいつもと違う人でした。
>nnn-bbbさん
まだ1年生にもかかわらず、クラスが気になるように仕込まれているのが、塾の巧い点ですね。この競争が子供同士を強くする。
まだ算数的な概念を扱わない1年生ですから、先生の質を問うのは無理があると思いますよ。
お互い親として10月確認テスト頑張らせましょう!