小1/作文:『ふえのねいろがきこえる』(娘)
2016年11月4日(金)、夜。
食後のこと。
娘:「本を読むのも楽しいけど、自分で書くともっと面白いと思うんだ。原稿用紙ちょうだい。書いてみたいから。」
と自ら言い出し、満寿屋の原稿用紙に向かい、サラサラと2枚分を執筆していました。
=quote=
(読みにくい箇所には、適宜句点など僕が挿入)
『ふえのねいろがきこえる』
あるよるのことです。たろうというおとこが、ふえのねいろでめをさましました。たろうは、『ふしぎだな』とおもって、ねいろのするほうえいってみました。ふえをふいていたのは、とてもうつくしいおんなのこでした
たろうは、なまえをきいてみました。おんなのこは、なみです、とこたました。どうしてこんなところにいるのときくと、なみはこうこたえました。わたしかぞくもいないし、おともだちもいないし、ひとりぼっちなの。わたしのおともだちは、このふえだけなの。たろうは、ともだちになろうといいました。
なみは、いいわ、といいました。ふたりは、てをつないでやまにのぼっていきました。
なみは、ふえをふいているのでどうぶつたちがあつまってきました。いのしし、くま、うさぎ、りすなどがきました。たろうとなみは、なかよくあそびました。
どうぶつたちもいっしょにあそびました。みんなは、おにごっこ、かくれんぼなどのあそびをしました。たろうは、きがつきました。つぎのひのゆうがたに、なっていることに。
たろうはいいました。ぼく、かえらないといけないんだ。バイバイまたあしたね。たろうはかえっていきました。なみは、ゆうやけをながめながら、ふえをふきました。ピュルルルル、ピュルルルルとふきました。なんどもなんどもふきました。そしてゆうひは、しずんでいきました。
なみは、じぶんのいえにかえってうぐっすりねむりました。ところで、たろうは、もうぐっすりねむっていました。ふたりとも、おたがいに、あそんでいるゆめをみました。どうぶつたちもいっしょです。いっしょになみのふえにあわせてうたった。いっしょにふえをふいた、などをおもいだしながら。どうぶつたちは、まだはなしあいをしていました。なみのふえは、いいおとだよなあ、とね。そして、どうぶつたちもねむりにつきました。
=unquote=
この後、どうなるのでしょうか?妻と僕も楽しみです。
・・・体系的に、①漢字(漢字検定8級)、②語彙(言葉力1100)、③読書(公文推薦図書を中心に約70冊)、④読書のメモ(必ず原稿用紙1枚)、といった筋トレをたんたんとしているのですが、作文も好きになる効果もあるのかもしれませんね。
娘:「読むのもいいけど、書くのも楽しいね。この後、どうしようかなあ♪」
過去のエントリーを読み直すと、僕の読書メモ:『わが子に教える作文教室 (講談社現代新書)』(清水義範著)、で、清水氏が指摘していることは参考になりますね。
娘が遊びとして、自発的に執筆を開始したのがポイント。
★この記事のエントリー時点の状況:
①サピックス:小1最上位クラス、②公文算数:E教材終了テスト前(=小5)、③公文国語:CI教材終了テスト前(=小3前半)、④漢字検定8級(=小3)勉強中(2016年11月6日受験予定)
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