僕の読書メモ:『カインの末裔』(有島武郎)
「カインの末裔」の文学的評価が高いので、読んでましたが、僕の心には響かず。(中高生の頃に読んだような記憶もあるが、全く思い出せず。)
他方、結核で病死した妻の死因を確認すべく解剖する医師の話である「実験室」は、展開としてはインパクトはありました。
しかし、「小さき者へ」の親の愛情、「生まれ出づる悩み」の難破な描写、「一房の葡萄」の美しさ、には及びませんでした。「小さき者へ」は凄いなあ。
・・・尚、有島武郎の人生も凄いですよねえ。成功した薩摩藩士族の家に生まれ、学習院では大正天皇の御学友に選ばれるほどのエリートでしたが、札幌農学校への道を選択し、女性の趣味は幼女系、最後は女性と真夏に心中して発見までに1か月かかり、蛆虫が・・・。
最期がちょっとなあ。。。
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①サピックス:小1最上位クラス、②公文算数:E教材(=小5)、③公文国語:CII教材(=小3後半)、④漢字検定:8級(=小3)を2016年11月6日に受検し12月1日の発表待ち
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