僕の読書メモ:『算数のケアレスミスが驚くほどなくなる本』(福嶋淳史)
本屋で立ち読みしました。
(1)書籍名
『算数のケアレスミスが驚くほどなくなる本』(福嶋淳史)
(2)所感
栄光ゼミナールの方による著作です。
「ミスをなくすには?」という観点で執筆されている本です。尚、僕は「ケアレスミスという言葉で片づけるのは相当先のレベルの話で、凡人ならば安定運用できるだけの筋トレをそもそも積んだのか?」というスタンス。
よって、意見が対立することになりますが、僕自身を批判的に見るために読みました。
しかし、塾の先生をしても、「吐くまで筋トレしたか?(=計算問題の絶対量を確保したか?」)」ということは言っておらず。でも、塾では筋トレに時間を割くことはリソース的にできないわけですし、「指導で解決できるノウハウの問題」と位置付けざるを得ないのかもしれませんね。
つまり、
①家庭学習で吐くまで筋トレして絶対量を積む。
②塾ではノウハウとしてミスを無くす。
ということかもしれませんね。
尚、この著者が好感が持てるのは、「暗記しておくべき計算」をささやかながらも体系化していることです。「計算を減らせ」というもの。計算を減らせ、といいつつも、「暗記しておくべき計算」を示さないダメダメな本もあるので、相対的に良い本だと思われます。
====
(p.116)
暗記すべき4つの計算。
①3.14×1~9
②平方数(11~19)
③1/8メッシュの小数
④素数かける素数
====
たったのこれだけ?素数入ってないじゃん(※約分ストップに使う)。2桁掛け算入ってないじゃん(※最小公倍数を探すために使う)。
・・・と思うと同時に、僕自身の中学受験(=御三家狙える位置から程遠かった)ではこのどれも暗記していなかったのも事実。ひょっとして、多くの小学生が計算暗記をせずに中学受験しているのかもしれませんね。
そして、親も計算力強化に対しては時間と資金の投資をしない。
なるほど。だんだんと構図が見えてきました。
★現時点の取組状況:
①サピックス:小1最上位クラス【2016年7月組分けテストから】
②公文算数:F教材(=小6)【2016年12月16日に算数E終了テスト合格】
③公文国語:CII教材(=小3後半)【2016年11月11日に国語CI終了テスト合格】
④漢字検定:7級(=小4)【2016年11月6日受検で8級(=小3)に合格】。
★ブログ村ランキング:
本ブログは娘と僕の「反省録」ですが、読者の方のお役に立てば嬉しく思います。お帰りの際に↓をクリック頂けると励みになります。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません