小1/サピックス:新2年生の1月組分けテスト/⑦対策の仮説
2017年1月13日(金)、午後。
昼休み及び通勤時間帯を利用して、妻とメールで議論。対策の仮説を立案。
まあ、小1で親が一喜一憂する意味はあまりないのですが、仮説は持っておかないと気持ち悪いので。
1. 僕→妻へのメール
「意見ありがとう。過去の備忘録を読みなおしました。
(1)敗因
問題みてから考える。けど、恐らくだけど大したことない。算数の大問を落としただけ。それが響いた。そしてクイズ問題は受験とは直接関係ない。だからそんなにカリカリする必要ない。
(2)とはいえ
その大問をできなかったのは事実。対策として、これまでの算数プリントを全部やり直します。
今後は、①新しいプリント→すぐコンビニでコピー取る、②そのコピーの束をコピー、して手元に用意しておきます。その上で、毎日夕方にやるようにします。毎日サピックス問題にふれることが大事。でも、2月5日の漢字検定までは漢字検定を優先する。
(3)クイズ系
週末メニューに混ぜてみます。というのも、、、「解けるか解けないかチェック」のため。それで何かを教えるというものではなく、リトマス試験紙。気が付いたのだけど、クイズ系で何かを学ぶ、のではなく、リトマス試験紙として使うべきだったのかもしれない。
「なるほど、これ解けないんだ」
という意味でのチェック。この使い方ならば、僕も納得します。」
2. 妻→僕
「クイズ問題と言っているが、どう言う問題を「受験に関係ないクイズ問題」と言っているのか、定義がわからない。
仮に今サピックスで解いている算数の問題をパズル問題と言うなら、それは見当違いだと思う。
昨夜、サピックスの算数の授業の問題と桜蔭の算数の問題をみたが、私はサピックスで今やっている問題が解けなければ、高レベルの学校につながらないと思った。
今やっているサピックスの算数の問題と受験の算数に共通するのは、複数の複雑な条件を整理する力。この間の重さ比べの問題も、問題文に書かれている条件が多い。そういうあちこちに散らばった情報を整理していく力はサピックスの問題を丁寧にやっていくことで身につくと思う。
低学年のサピックスは教科書に従っているので足し算と引き算しか計算がないから一見パズルっぽく見えるのかもしれないけど、受験に関係ないパズルとは全く言えないと思う。
サピックスの問題をスラスラできるような対策を取らないと上位校は受からないと思う。」
3. 対策の仮説
1. 仮説
「正しく筋トレをすれば、自ずとサピックス的な思考力も上がる」
「しかし、思考力のレベルについては細かいメッシュでチェックが必要」
2. 対応
(1)筋トレ系
①公文計算(早く小学分野を終える)
②公文国語
③漢字検定
④語彙力
⑤読書&作文
(2)思考力系
「今やっているサピックスの算数の問題と受験の算数に共通するのは、複数の複雑な条件を整理する力」。
①サピックスの問題は徹底的に復習。
②新たに思考力系の初見問題を取り入れる。「これができるかどうか」のリトマス試験紙として使う。「これができるようになろう」という使い方はしない。
サピックスの試験インターバル(1月、3月、7月の組分けテスト)ではメッシュが荒すぎる。1週間に1問くらい、所見の問題を考えさせる時間を取る(10分程度に時間を区切る)。テキストを終わらせることを目的としない。
3. 失敗するパターン
①なんとなくサピックスが解けてしまい最上位クラス維持。しかし、熟成に時間がかかる計算と漢字をやっておらず4年目で困る。
②公文等でひたすら筋トレする。しかし、中学受験のような「工夫して考える」問題には対応できない。
4. あるべき姿
「基礎力(公文)」と「思考力(サピックス)」のバランス?
5. Action Item
これまで通り「基礎的な筋トレ」を積みつつ、「考える」機会を増やす。
①サピックスの復習を毎日夕方にやる(国語音読、算数プリント)
②週末に初見の問題でミニテストをやる(10分で区切る)→どれくらい解けるかのリトマス試験紙
★現時点の取組状況:
①サピックス:小1最上位クラス【2016年7月組分けテストから】
②公文算数:F教材(=小6)【2016年12月16日に算数E終了テスト合格】
③公文国語:CII教材(=小3後半)【2016年11月11日に国語CI終了テスト合格】
④漢字検定:7級(=小4)【2016年11月6日受検で8級(=小3)に合格】
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ディスカッション
コメント一覧
奥様は優秀ですね。
お料理もできるしお仕事もしているし、自分が恥ずかしく
なります。
サピのプリント、書き込みがあります。
先生の丸付けもあります。
どのように消される予定ですか?
先生が、今回の算数は平均点が高く出過ぎて、ちょっとの差が大きな偏差値の差になってしまったので、お子さんの気持ちのフォローをお願いしますとおっしゃっていました。低学年はまだまだブレがあるので、問題を解ける解けないはその時々にもよると。
それにしても、娘さんの国語がすごいです。長文問題が難しかったようですね~息子はほとんど記述ができず!残念!!
>nnn-bbbさん
僕の握力が無くなるまで消しゴムを紙にこすりつける方法です。
>ももんが、さん
保護者会でそんなフォローがあるんですね!びっくりです。問題の設計としてはイマイチだったと僕も思いますが、それでも解けない問題があったのは事実なので、まずは分析します!
国語は実力相応「かも」しれませんが、それでも、さらにできるお子さんが上に10%もいます。サピックスの母集団、やはり凄いと思います。偏差値よりも、順位に着目すべき、と今回から思い始めました。
「できるかどうかチェック」じゃなくて、楽しんで取り組む姿勢を身につけてあげる、算数を考えることが好きな子に育ててあげることが、いちばん大事だと思うんですよねえ。
サピックスも公文も、使い方を間違えると、お子さんをつぶしてしまいますよ。
ここ三年くらいの話になりますが小3までサピに通わずに(私が四谷大塚のはなまるリトルで対応。内容としては基礎計算と、文章題が中心)、小4からサピで桜蔭に受かった教え子が三人ほどいますから、パズル問題今できなくても四年から六年を適切に過ごせば受かります!
パズル問題はウンウンうなりながら考えるって楽しいって思えるように誘導するためにあるのかなとも思います。推察力ももちろん養われますから奥様のおっしゃることもあっているとは思うのですが…
私はお父様よりの考えです。笑(ハッ、奥様に怒られる!)
>算数マニアさん
ご指摘ありがとうございます。娘はいまのところ、楽しんで解いているので、継続したいと思います。公文は楽しくないと続きませんね!
>yarukigaitibanさん
コメントありがとうございます。つまり、"プロの方"の視点から見ても、「パズル問題の有効性」については判断が分かれるということですね。
所詮は道具なので、目的と使い方を定義して使う、ということなのでしょうね。
僕の今後の方針としては、これまで一切思考系を無視してきたので、うまく取り入れたいとおもいます。公文算数で小学分野を終えれば、あとの中学は趣味の世界に突入するので、時間を創出できますので。
素人のブログなのであまり役に立たないと思いますが、たまに覗いて頂ければ幸いです。
うちの愚息1号3年生は1年生の夏からサピに通っていますが、思考系は徹底して同じ考え方(奥様のおっしゃっている内容)の問題が3年生まで手を変え品を変えて出てきます。
また、サピの解答の解説はお世辞にも丁寧でないため、中学受験未経験の我が夫婦は未知の世界に親が楽しんでいる状態です。子供が親も出来なさそうなトリッキーな思考系問題に、(低学年ながら)たまには悔し泣きしながら取り組みことに意義があるのかな、と思って一緒に楽しんでます。
これからのサピの思考系問題がどのように展開されるのかは、『きらめき算数脳』シリーズを試しすのも良いかと思います。
それにしても、奥様の姿勢は素晴らしいと思います。
>Shukunkokunさん
きらめき算数脳は、ちょっと入り組みすぎていると感じています。あれを楽しんでとける子供には良いと思いますが、まだ我が家ではためしていません。あれを楽々とけるようになると、考える、ということの意味が分かるんでしょうね。
尚、あのテキスト、カラー印刷なのは致命的かもしれませんね。コピーが辛い!