小1/勉強方法:思考力とは?
2017年1月19日(木)。
過去に立てた仮説を評価し、反省してみます。
・2016年12月:小1/勉強方法:なぜ思考系問題を取り入れない仮説なのか?
=quote=
いずれにせよ、娘は思考力系問題を一切することなく(※サピックスのテキストだけに絞る)、2017年1月9日(月・祝)の組分けテストを受験します。僕にとっては試験はリトマス試験紙にすぎないので、その結果をみて、今持っている仮説を検証したいと考えます。
現状、メダルに挑戦できる位置にいるんじゃないかなあ、と楽観的に考えています。
=unquote=
上記方針とした結果、2017年1月の組分けテストで最上位-1クラスに転落となりました。試験には「もし」とか「if」はありませんので、たんたんと結果を受け止め、反省をして、次に活かしたいと思います。
新たに判明したことは、以下の通り。
(1)基礎筋トレ+αが必要
基礎筋トレだけでは、小1の1月という断面では、サピックスでメダルは取れない(※凡人娘の場合)。基礎筋トレの効果は遅効性があるので(娘が得意な分数計算が出てくるのは先のこと)、それが理由だと思います。小4くらいに花が開き始めても遅くはないのですが、それだと心配の種が増えるだけなので(気長に待つもの良いけど、この仮説自体が間違えている可能性もあるので)、基礎筋トレ以外の対策も取った方が良い。
尚、逆説的にはなりますが、基礎筋トレだけで最上位-1クラスにいられることになります。いわゆるパズル系などは一切していないのに。
(2)「思考力」の正体
これまで「思考力系問題」とひとくくりにしてきましたが、だんだん問題の本質を理解してきました。小1~3で問われる「思考力系問題」ですが、一言で言うと、「書き込んだり線で繋いだりする作業が必要となる問題」、なのだろうと理解。
そして、これらは、慣れの要素が大きいように思います。娘の答案を見ていると、書き込みを一切しておりませんでしたし、サピックスの「天秤問題」でも、書き込みをさせても、翌日にやらせてみるとやはり書き込みをしない。
(3)アクションプラン
僕の重要な気付きとして、
「作業できる=問題文の論理を理解している」
ということであり、
「問題文を読める not= 論理を理解する not= 作業できる not= 説明できる」
ということと理解。以下が新しい仮説。
①問題文を読める。
↓
②論理を理解する。
↓
③作業できる。より具体的には「鉛筆で線をひいたり、〇をつけたりすること」。これが最重要。作業をさせれば、上記①②の理解度が分かる。そして作業には慣れの要素も大きい。
↓
④説明できる。より具体的には、「xxだからxxになって、だからxxになる」という論理。
・・・なーんだ、つまるところ、低学年算数で求められる思考力とは、作業力なのね、と僕なりに消化。3月組分けテストで結果が出るように、作業する筋トレをしたいと思います。
これって、日常生活みていれば、娘の頭の中を理解できますね。例えば、
僕:「家の中の掃除をして。」
と娘にお願いをして、
娘A:「(玄関から一番遠い部屋の角から掃除する)」
娘B:「(リビングの真ん中から掃除する)」
というパターンが想定され、こういう動き方を見ると、頭の中のロジックが見えてくるでしょうから。
★現時点の取組状況:
①サピックス:小1最上位-1クラス【2017年1月組分けテストから】
②公文算数:F教材(=小6)【2016年12月16日に算数E終了テスト合格】
③公文国語:CII教材(=小3後半)【2016年11月11日に国語CI終了テスト合格】
④漢字検定:7級(=小4)【2016年11月6日受検で8級(=小3)に合格】
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ディスカッション
コメント一覧
すごいですね~。
コピー機の件も拝見させて頂きましたが、
サピ生の親御さんは保護者会で
聞いてはいましたが皆さんどこの
ご家庭も熱心ですね。
うちが適当すぎな気もしますが^^;
コピーどころか見直し…ほぼやってない(ーー;)
うちの息子の今回の組分けの敗因は、
国語の長文読解の問1の記述からやってしまい
時間配分への考慮が足りず焦ってしまったことでした。
情けない&幼稚な理由ですが、
アホさがわかってよかったです^^;
こんにちは。そろそろどんぐり倶楽部の問題を開始しようと思っていた矢先の、赤字ボールド③のご指摘。そういうことね!と膝を打ちました。もしご迷惑でなければ、後日記事を書く際にリブログさせて頂けないでしょうか。ご検討頂けると幸いです。
>ダイエットラベラーB級(Bさん)さん
13-4=7よりもマシだと思いますよ(笑)。でも、この主の失敗を小1の段階で認識できるのは、大きなメリットだなと思います。
サピックスについてはこれまで我が家の放置プレーに近かったのですが、うまく使う方法が分かってきたので、すべきことをしたいなあ、と思います。
>ちゃこさん
もちろんです!歓迎します!
・・・というのも、低学年向けの勉強方法は、結局は親が試行錯誤するしかないようですので(子供の個性の差が大きく出ますし)、いろいろな事例から学ぶことが可能だと考えています。他の誰かが成功したら、それを妬むのではなくて、そこから何かを学ぶことができますし、また他の誰かの失敗も然り。尚、ネット上では「失敗経験」ほど正直に書かれることが少ないと認識しておりますので、我が家の恥ずかしい失敗を肥やしにして頂ければ幸いです。そして、いろいろな方からのフィードバックを頂けるからこそ、結果的に僕も成長できると考えています。
私の娘は一年上なんですが 既に2年生で飛び級してその中で浜の最レに通わせてらっしゃる方を数名知っております。
本当びっくりしたんですが速いお子さんはとんでもなく先を進んでいて 2年で予習シリーズ 5年まで終わっていてます。 公開等は1学年上 で受けて10傑に入っています。 どうやって教えたのか びっくりしてます。
>マックンさん
先取りも全く驚きません。対応できる子供は、たくさんいるでしょうね。先取りは工夫すればできますが、問題は小6の夏での戦闘の能力にどれだけ直結するか、かなと考えています。