小1/読書:小学生向け「文庫」の比較

娘の読書・映画

2017年1月25日(水)。

 
 

娘の読書量も110冊を超えてきました。(※読書戦略を立てた2016年9月以後の累計。実際には2016年4~8月にも読んでいますが、正確な数は不明。)

 

当初は、公文国語C(=小3)の推薦図書から始まり、やがて、公文国語D(=小4)の推薦図書に移行しましたが、最近はもっぱら「文庫本」。以下が理由です。

 

①運びやすい。電車の中でもOK。学校にも持ち込みやすい。

 

②文字が見やすい。

 

最近は、「偕成社文庫」にはまっていますが、そもそも小学生向けの文庫本市場について、体形的に分析をしたことがありません。よって、僕の学習目的も兼ねて、調査してみました。

 

(1)世の中に存在する小学生向け文庫本の種類

 

都内大型書店にて調査しました。

 

①偕成社文庫
②岩波少年文庫
③講談社青い鳥文庫
④フォア文庫
⑤福音館文庫
⑥集英社みらい文庫
⑦ポプラボケット文庫
⑧小学館ジュニア文庫

 

これ以外にもあるかもしれませんが、これら文庫本が小学生向け文庫本シェアの9割以上は確保していると考えて良さそうです。

 

 

(2)価格帯
文庫本は600~800円が多い。ぺージ数に比例する模様。1,000円超もある。

 
 
(3)各文庫の違い

 

書店に置いてある上記(1)の文庫本の背表紙を全て眺めました。結論として、僕が娘に読んで貰いたいと思ったのは、「偕成社文庫」(約300作)と「岩波少年文庫」(約400作)。

 

理由は、

 

①古典が多い。

②文庫サイズや文字が大きく見やすい(特に偕成社文庫は優れている)。

 

他の文庫も「娘に読んで貰いたい本」が混じっていますが、ラノベ系や学園系が多い文庫もあります。良質な古典という選択肢がある中で、わざわざ選択する必要を感じませんでした。

 

 

(4)一括注文する場合の段取り

 

僕は海外転勤リスクがあります。海外転勤時には当然ですが日本語の書籍確保に苦労することになります。

 

「学習教材」は分量もたかがしれていますので海外発送で調達しても問題ありません(ハンドキャリーも可能)。

しかし、娘の読書絶対量確保のための書籍となると、日本から海外への引っ越し時に纏めて輸送する必要があります。段ボール箱単位になるでしょうから。

 

ということで、海外転勤時には可能な限り大量の文庫本を現地に持っていく必要があるので、書店に相談の上、一括大量購入の段取りを確認しておきました。

 

 

①文庫目録に丸を付ける。

 

②書店に目録を渡して、出版社に在庫確認。

 

③在庫があれば、10~14日程度で納品(配送も可能)。

 

・・・興味深いことに、都内有数の大型書店でも「文庫目録」の最新版はありませんでした。書店にお願いして、「偕成社文庫」と「岩波少年文庫」の目録を注文しました(無料です)。

 

娘が読んだ文庫は、この目録に×をつけていけば、いざというときに発注も簡単になりますね。一冊800円としても、偕成社文庫300冊+岩波少年文庫400冊=合計700冊購入しても56万円です。案外安い。ロレックスとかシャネルバッグと同じくらいなんですね。

 

700冊あれば3年くらいは持ちますし、700冊読み込めば相当な蓄積となります。中学受験本番までに、意味のある形での読書(=単に冊数を競わない)をしてきている子供でも、1,000冊に達する例は稀だと思いますので、700冊あれば戦えるはず。

 

東京にいる間は図書館を活用するとしても、万が一に対応する場合の段取りを確認できたので、ほっとしました。
 
 

★現時点の取組状況:

①サピックス:小1最上位-1クラス【2017年1月組分けテストから】

②公文算数:F教材(=小6)【2016年12月16日に算数E終了テスト合格】

③公文国語:CII教材(=小3後半)【2016年11月11日に国語CI終了テスト合格】

④漢字検定:7級(=小4)【2016年11月6日受検で8級(=小3)に合格】

 

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Posted by senki