小1/公文:公文で腹筋を割るBest Practice(2017年2月7日版)
2017年2月7日(火)、朝。
(1)時間軸(Fact)
2015年10月20日→2017年2月7日
(2)上記期間の進化(Fact)
①算数:4A1(=未就学児/すうじのなぞりがき1)→F130(=小6)
②国語:4A1(=未就学児/ひらがな)→DI(=小4前半)
1年間+3か月で、毎日5枚のプリントに取り組むことで、小学校1年生の2月の段階で、算数は小6までほぼ終わり。僕がマネジメントをするようになったのは今年2016年3月からなので、実質11か月。この短期間、毎日の積み重ねでここまでこれてしまう公文は凄いと思います。
[次回updateで、年表にします]
(3)これまで解いたプリントの厚さ(Fact)
①算数:21cm +
②国語:16cm +
B5の両面印刷。積み重ねたらこれだけの厚さになりました。学習の絶対量確保という意味において、公文は有効です。
(4)公文を活用するコツ(僕の私見)
①算数はプリントよりも少し先を、自宅学習にて先取りすること。例えば、公文で「引き算(=算数B)」を開始したのならば、先に「九九」を仕込む。また、公文で「掛け算(=算数C)」を開始したら、先に「割り算」を仕込む。こうすることで、「公文プリントは復習の場」にすることができます。公文教室は多人数の教室なので、おそらく、先生は生徒に対して丁寧には教えてくれない。また、教えずに考えさせるシステム。自宅でプリントをするにしても、先取りをしておかないと、子供がプリントで苦悶して時間がかかり、親としても苦悶します。だから、公文の先取りが有効。
②国語はプリントよりも1つ先の学年の漢字を、自宅学習にて先取りすること。漢字は知っているかどうかなので、公文教室でいくら粘っても、知らなければ進みません。なので、漢字は先取りしたほうが効率が良いです。
③自宅で丸付けをすること。公文教室で採点してもらい、間違いだらけだと、教室での滞在時間が長くなります。長くなると、普通の子供は苦痛になります。また、自宅で解いた直後に正誤が分かればすぐに直せるし、理解も深まります。なお、採点には「解答」冊子を貰いましょう。僕は約5か月間、自分でも公文の問題を解いていましたが、間違いも多く、結果的に公文教室での娘の直しによる滞在時間が長くなり、非効率でした。
③5枚/day(=30枚/週)のペースを維持すること。日々の積み重ねが重要。しかし、平日に5枚/dayだと時間捻出が難しいので、週末は10枚/day、平日は2枚/day、にすることで僕はマネジメント中。なぜ、30枚/週か?それは、公文の一学年が200枚から構成されており、30枚/週のペースならば、7週間あれば終わるから。スタックして1週間程度復習に費やすとしても、2か月あれば1学年が終わる計算です。
④必ず自宅学習にて復習も毎日1問で良いのですること。子供は柔軟に吸収しますが、その分、忘れるのも速いです。特に算数。僕の経験では、算数Bで引き算ばかりしていたら、足し算を忘れていたことが強烈なショックでした。その後は、必ず前に学習したことも、毎日数問ずつ復習。現在は分数含めた四則演算をマスターしましたので、足し算→引き算→掛け算→割り算、を2問ずつくらい毎日解いています。
(5)公文が向く、向かないの議論(僕の私見)
僕は他の教材をよく知らないので、公文の優劣については分かりません。きっと、もっと優れた教材が世の中にはたくさんあるのでしょう。
しかし、「公文」が向かない、というのは、「(地味に毎日筋トレする)公文」が向かない、と言っていることとほぼ同義なのかなと考えます。公文のような地味な筋トレをたんたんとこなせるようになると、サピックスの問題は娯楽の位置づけになり、楽しくて仕方がない!、というようになります。
サッカーに例えるならば、地味なリフティングや壁パス練習(=公文)をたんたんとこなせる子供にとって、創造性が発揮できる練習試合(=サピックス)は楽しくて仕方がない!、というかんじでしょうか。
繰り返しになりますが、僕は公文の教材としての優劣は良く分かりません。しかし、その「地味な筋トレ」スタイルは、娘の中学受験スキルセットの基本を鍛える上においても、有効であろうとほぼ確信しています。
=quote=
こういうピラミッドを想像してください。
▲
このピラミッドには層があり、上から順に、
①受験当日の「運」
②受験校対策の「過去問」テクニック
③「受験テクニック」
④「基礎力」(計算・漢字・社会や理科の暗記)
⑤「読解力」
⑥「語彙」
⑦問題の意味や背景を理解できる「生活上の実体験」
⑧受験勉強に耐えられるだけの子供の「体力」
⑨親子の「信頼関係」
となっているのではないでしょうか。これは、下の段を崩すと上が全部崩壊する、ピラミッド構造なんじゃないかと。
=unquote=
公文の筋トレができる姿勢というのは、上記⑧の「体力」の中にある、「精神的体力」なのでは、という仮説を現在持っています。
★現時点の取組状況:
①サピックス:新小2最上位-1クラス【2017年1月組分けテストから】
②公文算数:F教材(=小6)【2016年12月16日に算数E終了テスト合格】
③公文国語:DI教材(=小4前半)【2017年1月31日に国語CII終了テスト合格】
④漢字検定:6級(=小5)【2017年2月5日に7級(=小4)受検し結果待ち】
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ディスカッション
コメント一覧
早急な回答、ありがとうございます。
すごくわかりやすく、勉強になりました。
進行度も納得です。
親の信頼度のところで、ドキッとしました。。
地味な筋トレを苦手とするタイプの息子で、日々のモチベーションをキープするのに四苦八苦して、時にはケンカになる事もあります。。
今後もブログを拝読させていただき、親も勉強していきたいと思います。
>のんこさん
我が家の恥をさらしている反省録ですが、お役に立てばうれしく思います。地味な筋トレが好きになるようにすることが、大事な気がします。。僕の場合は、「2016年3月から5月にかけて、ほぼ例外なく僕も朝0600に起床して2時間みっちり付き合い、できた時の喜びの瞬間を共有した」ことがうまく働いたようです。
いや、振り返ると上記の通りですが、当時の心境は「このままだとヤバい!どうにかしなきゃ!」なのでしたが。。。娘は今は一人で0600から朝勉しているので、良いほうに転んだようです。