小1/公文:算数G(=中1)への展望
2017年2月25日(土)、朝の筋トレ中。
公文算数・数学の構成ですが、ざっくり以下の通りとなっています。詳細は、「算数・数学教材内容一覧表 公文」でネットを検索すれば出てきます。
A:小1
B:小1
C:小3
D:小4
E:小5
F:小6
G:中1
H:中2
I:中3(僕のゴール)
J:高1
・・・過去の娘のトラックレコードを考えると、小2の終わり、つまり2018年3月末までに公文数学I(=中3)までは十分射程距離内です。そして、Iまでは進めますが、Jには進めないのが僕の戦略です。Iまでは中学受験問題を俯瞰するのに有益と思われますが、そこから先は趣味の世界なのだろうとの仮説。そして、J以後を学んでも、小4~6という忙しい時期にメンテナンスする時間を捻出できるとは思えません。戦線が伸びきるとロジスティックの問題が出てくるので、進めればよいというものでもないと考えます。
F(=小6)までは想像がつくので内容を事前に研究せずに進めてきましたが、G(=中1)からは、真面目に内容を事前に把握したいと思います。娘が教室から持ち帰った「F教材終了テスト結果のお知らせ」の裏面を見ると、詳しく解説されておりましたので、備忘メモします。
=quote=
G教材について
1. 教材のねらい
・これからいよいよ中学教材です。はじめて負の数を扱います。G教材ではF教材までの分数計算力をもとにして正負の数の計算力、文字式および方程式の計算力をつけます。正負の計算、文字式の計算がスラスラとできるようになるまで十分に慣れておくことが大切です。
2. 学習のポイント
・正負の計算はミスのでやすいところで、高校数学の複雑な途中計算でも符号の間違いが多くなります。くり返し学習して、符号の性質、扱いをみにつけてください。
・G101から計算式に文字が初めてでてきます。代数式の値は文字式に数値を代入して計算する練習です。式の計算や方程式の検算、I教材以後の関数の学習をするうえでとても大切なところです。
・G121からは文字式の計算になります。中学、高校数学では、この文字式が自在に扱える力がぜひとも必要です。抵抗なく楽にこなせるよう学習してください。
・G161からは1次方程式です。複雑な式を整理しながら解いて、答えを出すことは1つの数学の楽しさとなるでしょう。答えが出たら、もとの式にあてはめ、検算する習慣をつけておくことが大切です。
=unquote=
つまるところ、前半は「マイナスの概念」、後半は「文字式」ということと理解。
娘もG教材を楽しみにしていますが、3月17日(金)までは、小学校分野のA~Fのおさらいをします。サピックスの組分けテストが3月12日(日)にあるのですが、それまでは新しいことに時間を割きたくない、というスケジューリングも一つの理由です。
★現時点の立ち位置:
①サピックス:新小2最上位-1クラス【2017年1月組分けテストから】
②公文算数:F教材(=小6)【2017年2月17日に算数F終了テスト合格】
③公文国語:DI教材(=小4前半)【2017年1月31日に国語CII終了テスト合格】
④漢字検定:6級(=小5)【2017年2月5日に7級(=小4)受検し2月27日の発表待ち】
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ディスカッション
コメント一覧
はじめまして。同じく新2年生の男の子をもつプラムと申します。いつも拝見させていただいています。
お嬢様の公文の進度、素晴らしいです!
実は、うちの子も今月公文の算数の無料体験を経験し、来月から通うかどうかのタイミングになっています。
一応中学受験を考えているので、3年生か遅くも4年生あたりで小学校の計算(F)を終えたいという希望を持っています。ただ、「A教材の後半あたりからスタートが良いのでは。」と、公文の先生から言われましたので、すごく長い道のりになりそうです。
さらに、教室によって学習進度の方針などにもかなり差があると聞きますし、悔いのない選択をするためにも(通える範囲で)複数の教室を比較検討した方が良いのかも、などと考え悩んでいます。
そこで、お聞きしたい点が2つあります。
1.ブログ主様が公文教室を選ばれるとき、複数の教室を比較検討されましたでしょうか。
2.現在のお教室に決められる際の決定要因があったとしたら、それはどのようなものでしょうか。
いきなりぶしつけな質問で恐縮ですが、もしよろしければお時間のある時にでも教えていただけるとありがたいです。
今後ともブログを楽しみにしています。
>プラムさん
こんばんは!僕も娘を実験材料としていろいろ取り組んでいますが、いかんせんサンプル数が「1」なので大したことは言えませんが、以下の通りone by oneで回答させて頂きます。
1) 複数の教室を比較していません。といいますのも、もともと年長の10月、すなわち2015年10月に娘が「ともだちが通っているから楽しそう」というだけの理由で公文教室に通い始めました。よって他の教室は調査すらしていません。
2) 上記1)の通り、決める際に何も判断しませでした。しかも、2015年10月から2016年3月までは僕も妻も娘を完全放置プレーしていましたので、その期間の教育方針も知りません(汗)。
・・・尚、コメント頂いた立ち位置「来月から通う」「算数Aの後半からが良い」とのことですが、もし僕がプラムさんの立場ならば、以下選択をします。
①算数Aの後半から始めるくらいならば、算数A1、つまり最初からやる。なぜならば簡単にできるから楽しいから!
②先生の教育方針は尊重はするけど「参考情報」に留める。換言すれば「信頼しない」。誰かに頼った瞬間に、子どもの教育のオーナーシップが手からこぼれ落ちます。
桜蔭戦記様
早速丁寧なご回答いただき感謝いたします。
>よって他の教室は調査すらしていません。
>その期間の教育方針も知りません(汗)。
お父様のごお嬢様に対する日頃のご指導ぶりから見て、熟慮した結果の選択と推察いたしましたが、少々意外な感じがしました。しかし、以下のご回答で納得いたしました。
>①算数Aの後半から始めるくらいならば、算数A1、つまり最初からやる。なぜならば簡単にできるから楽しいから!
やはり、経験された方の言葉には重みがあります。
「少しでも先の地点からスタートしたい」と親が焦ってしまい、子供が楽しくスラスラ進められるという視点が欠けていました。
>②先生の教育方針は尊重はするけど「参考情報」に留める。換言すれば「信頼しない」。誰かに頼った瞬間に、子どもの教育のオーナーシップが手からこぼれ落ちます。
ここにもハッとさせられました。
「子供の教育のオーナシップ」はとても大切ですね。子供に寄り添いながら、かつ、確固たる教育の信念を持つことが親に求められているのでしょうね。
私も息子の教育に対して真剣に考えてみる必要を感じました。
大変貴重なアドバイス有難うございました。
>プラムさん
少しでも先からスタートしたい、というお気持ちは分かります。でもストレッチしたところから開始して苦労するよりは、楽々できるところから開始して、「もうおわっちゃったの?かっこいいね!」というところからの方が、低学年はウケるだろうし、長続きしやすいかなと思います。
オーナーシップについては、もっと深堀をすすめると、我々保護者もオーナーシップを持っておらず、所詮は「親は、将来の息子・娘から現在を委託された代理人」でしかないと考えます。勉強するのはあくまでも本人ですから。サピックスや公文は僕にとってはツールでしかないので、信じるも信じないも、単なるツールに「信じる」ことはなく「上手に使う」ことが大事だと考えています。
これからも宜しくお願いします!