小1/地理:焼きのり(佐賀県有明海産)
2017年3月3日(金)、朝食時の会話。
娘:「あ、今日の海苔(のり)だけど、「佐賀県有明海産」って書いてあるね。」
妻:「へえ、いままであまり気にしなかったけど、有明海産だね。」
僕:「漢字分かったうえで、地理のテキスト読み込むと、いろいろ日常の食べ物などが分かってきて面白いね。」
ところで、パッケージにはこう書いてある。
『佐賀県有明海産の夜摘み一番海苔はとても柔らかく美味しい海苔です。夜摘むことにより自然に含まれている旨み成分のアミノ酸等が壊れにくく昼摘むより美味しい海苔が採れます。』
娘:「夜に摘んだほうがおいしいのは分かるけど、なんでそうなるかは書いてないね。」
妻:「アミノ酸というのはおいしさの素なのだけど、夜だと壊れにくいけど、昼は壊れるらしいね。でもその理由は書いてない。」
娘:「書いてないね。この文章は何も説明していない。」
僕:「恐らく理由は2つくらいあるんじゃないかな?第一に、気温の問題。昼の温度上昇がアミノ産を破壊する。ワインの醸造用ぶどうの収穫も、ナイトハーヴェストの方が温度抑えられるので味に透明度が出るのと同じという説。第二に、紫外線の問題。陸にひきあげた海苔に紫外線があたることで、劣化する。でも、海中でも光合成しているからな。これは可能性低そうだな。やっぱり、第一の温度の要素じゃないかね?
まあ海苔の収穫シーズンもしらないし、収穫方法もしらないし、収穫後にどうやって加工するかも分からないから、あくまでも推定だけど。
こういうのはネットで調べてはつまらない。まずは自分で考えてみるのが面白い。答えが大事なのではない。」
娘:「おもしろいねえ。理由を考えるの!」
僕:「世の中の現象の大半に理由があるよ。なぜそうなっているのか、よく考えると面白いよね。」
尚、理由がありそうでないのが、人間の感情の起伏だったりするから世の中は複雑なのである。
★現時点の立ち位置:
①サピックス:新小2最上位-1クラス【2017年1月組分けテストから】
②公文算数:F教材(=小6)【2017年2月17日に算数F終了テスト合格】
③公文国語:DI教材(=小4前半)【2017年1月31日に国語CII終了テスト合格】
④漢字検定:6級(=小5)【2017年2月5日受検で7級(=小4)合格】
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ディスカッション
コメント一覧
初コメント、失礼します。有明海の海苔養殖の収穫シーズンは、冬です。確か12月あたりに、初出荷をむかえます。なぜ、夜つむ方が良いかは私も知りませんが、佐賀のメーカーが販売している有明海の海苔は、黒く、密度が濃い!それに対し、関東のスーパーで売っている例えば大○屋の海苔は、緑色で密度が低い!光に透かすと一目瞭然で、味も全く違います。
ちなみに、冬に有明海上空を飛ぶ飛行機に乗ると、海苔の養殖の様子がよく分かります。晴れていると、島原半島や天草の方まで見えます。飛行機の旅は、晴天だと、日本地図を上空から俯瞰できるので、最高です。小4の我が娘、俯瞰にハマり、フライトシュミレーターのアプリで、空の旅を楽しんでいます。
>rainbow2015さん
御教示ありがとうございます!海苔について、都内専門店の本店で聞いてこようかと思います(調べるのは簡単なのですが、娘に取材させようかな、と)。
飛行機からの俯瞰は面白いですよねえ。ワクワクします。僕も国内便は窓側、国際線も最近のJALのビジネスクラスは窓側を選択すると完全な個室になる設計になっているので窓側を選択しています(かつては窓側を選択すると不利な点が多かったのですが)。
冬の日本から北米東海岸へのフライトも面白いですよ。オーロラ、そして凍てついた大地に張り付く家々。一体どんな生活があるのでしょうね。