小1/遊び:ナイフで作った段ボールの三角屋根山小屋
2017年3月11日(土)、午後。
娘には小学校入学時(2016年4月)に、ナイフを一本与えてあります。
僕はナイフが好きだし、小学生時代からいろいろ使ってきました。娘の最初の1本としては、結構本気でLoveless(ラブレス)や相田義人の小型ナイフをプレゼントしようかと考えましたが、シースナイフだと持ち運びに困るし、きっちり作られたフォールディングナイフ(例えばBuck #110)だと、小学1年生の力では刃の出し入れが困難。
ということで、昭和世代には馴染みの深い某ナイフ(刃渡り8cm)を選択。
娘にも扱いやすい道具です。これまで、鉛筆削りをさせることでナイフの扱い方に習熟させ、野山では僕が仕留めたコガモの頸動脈を切らせたりと、いろいろなものをナイフで加工する経験を積ませてきました。
家の中では、段ボール箱を加工する遊びには、ナイフは最高の道具となります。
①刃が厚いので滑らない。折れたりする危険性が無い。
②刃渡りが8cm程度あれば、押切りもできる。
③刃先形状が独特なので、カッターマットを使えば、紙も切れる。
からです。
今日は家遊びがしたいとのことなので、段ボールで大きな家を作りたいとのこと。
僕:「そうかー。じゃあ、ナイフも研いでおかないとな。」
ということで、ランスキーシャープナーで研ぎました。
娘:「この砥石の色だけど、何が違うの?」
僕:「砥石を見てごらん。何が違うかな?」
娘:「ざらざらなのと、すべすべしている違いがあるね。」
僕:「その通り。どっちが、刃を削れそう?」
娘:「ざらざらしている方だね。」
・・・丁寧に研ぎなおして、娘に渡しました。段ボールに向かう娘。
娘:「(段ボールを切ってみて)すごい!これは良く切れるようになったね!」
とノリノリで段ボールで「三角屋根の山小屋(煙突付き)」を制作。娘にメジャーを渡し、計測させました。
娘:「高さ105cm、横幅50cm、縦幅55cmだね。」
隣では妻が趣味のソーイングをしていたので、娘が裁ち鋏を使って余った布でぬいぐるみの布団をつくったり、山小屋にぬいぐるみを寝かせたり、娘が中に入ってみたり、そんなことをして遊んでいます。
僕も小学生時代は段ボールでいろいろ作ったなあ。聖闘士星矢のゴールドクロスを実寸且つ組み立てできるレベルで作ったり。段ボール遊びや木工を通じて図形への感覚を養っていたように思います。
娘が山小屋の上に、見事な形の直方体の煙突を載せ、しかも、それが段ボールに軽く切れ目を入れて綺麗に折り曲げて制作された結果であることに気が付き(教えてないのだがナイフを使ううちに気が付いたのだろう)、やはりこれが小学生の正しい遊び方だよなあ、と思う土曜日の午後。
★現時点の立ち位置:
①サピックス:新小2最上位-1クラス【2017年1月組分けテストから】
②公文算数:F教材(=小6)【2017年2月17日に算数F終了テスト合格】
③公文国語:DI教材(=小4前半)【2017年1月31日に国語CII終了テスト合格】
④漢字検定:6級(=小5)【2017年2月5日受検で7級(=小4)合格】
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ディスカッション
コメント一覧
こんにちは。入学時にナイフのプレゼント!渋いです。そういえば、小学生の頃、鉛筆はナイフで削っていたのを思い出しました。まだ先ですが、入学プレゼントの候補にナイフを加えることにします。
最後の一文にも共感しました。。。
>ちゃこさん
鉛筆すらナイフで削れない子供が、図形問題や立体問題を解ける気がしないんですよね。展開図なんて段ボール工作を続けていれば誰でもできますから。ナイフは半分僕の趣味、半分は親としての下心です(笑)。
肥後守の他にもオピネルなどの選択肢もありますので、いろいろと調べてみてください!日本には昔は守り刀を娘におくる習慣がありましたが、もう廃れてしまいました。一生モノになりますので、日本の作家さんなども検討すると結構面白いですよ。現代日本の最高の作家が、相田さんです。
http://matrix-aida.com/custom_knife/yoshihito_aida/