小2/読書/147:『妖怪博士』(江戸川乱歩)
261ページ。
娘はもう、怪人二十面相に夢中!これほどはまった本は、過去にありません。
=quote=
奇怪な老人
空いちめん、白い雲におおわれた、どんよりとむしあつい、春の日曜日の夕方のことでした。十二、三歳のかわいらしい小学生が、麻布の六本木に近い、さびしい屋敷町を、ただひとり、口笛を吹きながら歩いていました。
この少年は、相川泰二君といって、小学校の六年生なのですが、きょうは近くのお友だちのところへ遊びに行って、同じ麻布の笄町(こうがいちょう)にあるおうちへ帰る途中なのです。
=unquote=
戦前の東京の描写が、これまた面白い。「さびしい屋敷町」(笑)。港区の麻布周辺に遠征し、二十面相に出てくる街が2017年にどうなっているか、娘に探偵させてみようかしら?
二十面相シリーズは、描写が細かい。状況をイメージとして捉えやすい。そして、ミステリーなので伏線を読んでいく力が求められる。読書絶対量の確保、という意味おいては良い。漢字も語彙も豊富。漢字検定6級(=小5)まで進めてきたけど、学んだ漢字の維持は読書でカバーしないといけないしね。
まあ、なによりも、楽しい本に出会えて良かったね。
①どんなお話?
②どう思いましたか?
③主人公ならば?
娘:「①二十面相がつかまるお話。②おもしろかったです。明智探偵が二十面相をだましたからです。③二十面相をつかまえてみたい。」
原稿用紙にメモを取る時間も惜しい様子。完結に書き、即、次の本へ。
そうそう。それでいいのだ。感想文を強制されたら、読書がつまらなくなる。
★現時点の立ち位置:
①サピックス:1番目クラス【2017年5月確認テストから】
②公文数学:G教材(=中1)【2017年2月17日に算数F合格】
③公文国語:EI教材(=小5前半)【2017年6月2日に国語DII合格】
④漢字検定:6級(=小5)【2017年2月5日受検で7級(=小4)合格】
⑤算数検定:8級(=小4)【2017年4月16日受検で8級(=小4)不合格】
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