小2/新聞:「偉い人は何でも自分で決めちゃっていいの?」
2017年10月3日(火)、夜。
娘が、毎日小学生新聞を読んでいる。
娘:「国の偉い人って、自分で何でも決めちゃっていいの?」
僕:「国民から選ばれているから、決めちゃっていいんだよ。いろいろと条件はあるんだけど。」
娘:「選ばれているんだ?」
僕:「そうだね。こういう仕組みなっている。
1人
↑
475人
↑
120,000,000人
1億2,000万人が一度に集まって話し合うのは無理でしょ?」
娘:「絶対に無理だね。」
僕:「だから、この1億2,000万人のうちの大人が、ざっくり500人位を選ぶ。この500人ならば、一度に集まって話をすることができる。その500人が、また1人を選ぶ。この選ばれた1人が、内閣総理大臣だ。」
娘:「あ、安倍総理大臣のことね。」
僕:「そう。選ぶことを選挙という。そして、国民が代表者を選ぶことを、民主主義という。漢字で書いてごらん。」
娘:「"選挙"と"民主主義"。だから、トランプ大統領はアメリカで一番偉い人で、マクロン大統領はフランスで一番偉い人なんだね。」
僕:「そうだね。はい、寝る時間だからお休み~。」
娘:「おやすみなさい。」
・・・3分くらいして、
娘:「パパ、どうしても気になることがある。眠れない。」
僕:「何?」
娘:「北朝鮮は民主主義ではないの?」
僕:「民主主義ではないね。」
娘:「では、今の一番偉い人は、北朝鮮では悪い人なの?」
僕:「悪いかどうかは価値観によるから決めるのは難しいけども、少なくとも、国民が飢えていて、子供とかがバタバタ死んでいるにもかかわらず、ミサイルを撃っているのは事実だね。」
娘:「その人ってどうやって選ばれたの?」
僕:「その人のおじいちゃんが、国を作ったんだ。その国を、お父さんがひきついで、今、その人がひきついでいる。」
娘:「そのおじいちゃんは、悪い人だったの?」
僕:「必ずしも悪くないと思うよ。国を創った人だから。だけど、人ってのは、権力をもつとだんだんおかしくなっていくんだよ。自分で何でも決められちゃうから。」
娘:「そうなんだ。」
僕:「お休み。」
娘:「お休みなさい。」
・・・テレビをつける習慣のない我が家にとって、毎日小学生新聞は、娘にとり社会をのぞく窓になっています。正確な説明は後々のサピックス社会に任せるにしても、娘も娘なりに新聞読んで考えているんだなあ。
★現時点の立ち位置:
①サピックス:上位8%【2017年7月組分けテスト】
②公文数学:G教材(=中1)【2017年3月24日から】
③公文国語:FI教材(=小6前半)【2017年9月24日から】
④漢字検定:5級(=小6)【2017年6月18日に6級合格】
⑤トップクラス算数徹底理解編:小2【2017年8月4日から】
⑥きらめき算数脳:小3【2017年10月1日から】
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ディスカッション
コメント一覧
うちは週一の子供新聞です。
新聞の影響かはわかりませんが、我が家でもこの記事と酷似した会話がありました。
>nnn-bbbさん
週一ですと、読売ですね。
小2くらいから社会の仕組みについて疑問を持ち始めるのかもしれませんね。
うちでもこのような会話がありました。
うちも毎日小学生新聞ですが、数社読んで新聞によって論調が違う点、メディアについても話が出ました。
>めいさん
朝日読むとまったく違いますからね。
やはり小2くらいから関心でてくるのかな~。