小2/漢字検定5級(=小6):試験当日ですが→そもそも漢字先取りに意味があるのか?

2017年10月(小2)

2017年10月15日(日)、朝。

 

「漢字を親が教えるなんて、勉強のやり方をしらない人間がやることである。」

 

「漢字なんて学年相当をしっかり、深くやればいいでしょう。」

 

「低学年から高学年の漢字を無理やりやるようでは、先が見えている。」

 

「本当にできる子供というのは、漢字は見ただけで覚える。数回書けば定着する。」

 

「低学年から親が漢字を無理やりやらせるのはかわいそう。」

 

「日常生活や読書で漢字に触れ、自然に覚えていくことが理想的だ。」

 

「漢字検定なんて、決まったパターンの問題しか出ないから意味が無い。中学受験では、もっと多様な漢字が出るのだから。」

 

「低学年で漢字検定の先取りして喜んでいる親は、毒親だ。親としての虚栄心を満たし、子供を利用して楽しんでいるに過ぎない。」

 

「低学年でそこまでやる必要ないんじゃないの?」

 

「そもそも低学年で勉強頑張るなんて、親のコンプレックス解消の手段なのでは?」

 

・・・僕はこれら意見を否定しません

 

そもそも2017年断面では、漢字に限らず、「低学年での勉強そのものに意味がある or ない」のレベルで決着が付いていないのが現実だと認識しています。サピックス、四谷大塚、日能研のいずれもが、低学年のカリキュラムは「習い事の一貫」としており(※推奨しているとは思えない)、本格化するのは4年生以後。

 

しかし、明らかに状況が変わってきていると思います。

 

今後ますます、「新4年生になった時点での立ち位置が重要になる」ような気がしてなりません。僕の時代の中学受験は、新小5からのスタートで十分間に合った(僕の新小6スタートでも間に合ったのだから)。あの時代には、新小4からスタートしていたら、「まだ小さいのにかわいそうに」と世間から評せられたに違いありません。実際、そんな同級生、ほとんどいなかった。

 

娘と今会話してみました。

 

僕:「勉強大変?」

 

娘:「(サピックス算数の復習の手を止めて)大変だよ。でも、面白い。とても面白い。大好きだよ。」

 

僕:「なんで大好きなの?」

 

娘:「楽しいから。いろいろな問題に挑戦して、解けると嬉しいし、いろいろなことを知るのが面白い。公文とか毎朝面白くて仕方がないね。」

 

・・・勉強をするのは本人であり、僕ではありません。そして、勉強を嫌がる低学年の子供に、勉強を強いることはできません。当然、娘としては親を喜ばせたい、という気持ちが根底にあるのでしょうけど、それよりも先に、知識欲や達成感、が現在のドライバーになっている。

 

そこで、想像してしまうのです。

 

娘よりも更に楽しんでやっている小2が、たくさんいるのだろうな、と。サピックスや全統小は一発の試験なので参考にしかならないけど、公文は日々の継続なのでライバルの数字が分かってしまう。

 

新小4になった時点で、これまで日々の蓄積をしてこなかった子供が、小1~3で知識欲や達成感をドライバーにして楽しんで勉強してきた子供にかなうわけがない。天才以外は。少なくともキャッチアップには半年はかかるでしょう。

 

そこで何が起きるか?

 

①自信喪失

②親子間の亀裂

③睡眠時間を犠牲にして頑張る(らせる)

 

・・・僕は、この③が本当に嫌だ。睡眠不足という辛さと無駄を、娘には経験してほしくない。

 

娘が小4以後に伸びるかどうかは分かりません。しかし、「伸びることができる状態」、つまり、①しっかりした基礎(計算と漢字)、②時間(=基礎に時間を使わずに済む)、を新小4になった時点でプレゼントしたいと考えます。

 

だから、漢字検定を使った先取りは重要なのだ。これだけ時間かかることを、小4以後にやるのは無駄だと思います。本来やるべきことに、時間を使えない。

 

 

★現時点の立ち位置:

①サピックス:上位8%【2017年7月組分けテスト】

②公文数学:G教材(=中1)【2017年3月24日から】

③公文国語:FI教材(=小6前半)【2017年9月24日から】

④漢字検定:5級(=小6)【2017年6月18日に6級合格】

⑤トップクラス算数徹底理解編:小2【2017年8月4日から】

⑥きらめき算数脳:小3【2017年10月1日から】

 

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Posted by senki