小2/歴史:まず僕が『日本の歴史』(角川)を完読
2017年10月19日(木)。
日曜日に購入した角川の歴史漫画ですが、全15巻を完読しました。
以下が感想です。
①予想通り、持ち運びやすい。通勤時間帯でも気軽に読めます。この一点だけでも、数ある歴史漫画から角川を選ぶ価値があると思います。子供をマネジメントする親も読んでおかないと、子供と話題にできないから。
②骨太のストーリーラインがある。平安→鎌倉、などの移行が分かりやすい。
③歴史ネタが豊富。NHKの『歴史秘話ヒストリア』の選球眼が良いのか、それとも、必然的にそうなるのかはわかりませんが、被るネタが多い。ちょっと驚いたのは、第8巻の「天下統一の戦い(安土桃山時代)において、
=quote
p.206
西軍を攻めろー!
なにーっ 小早川が裏切っただと!?
小早川秀秋の軍は東軍についた。
他にも何人かの武将が裏切って東軍につき 西軍はあっというまに総くずれになっていった。
西軍の負けはもはや明らかじゃ(島津義弘)
退却する!
敵の多い方へ攻めこめ!
背中を見せれば追いうちをかけられるぞ!
なんとしても 国へ帰るぞ!!
島津の隊はもうれつな勢いで敵の陣中突破を試みた。
千五百の兵は戦線を離脱したときには八十名ほどにまで減っていたという。
すさまじいな。島津の退却はなんとみごとな。さすがだ。
=quote=
つまり、「島津の退き口」まで描写されています。萌えますなぁ。
最後の15巻ではファミコンの登場が昭和時代のイベントとしてしっかり登場しており、オッサンとしては実に感慨深い。
・・・おすすめです。娘も夢中で読んでいます。
娘:「平安時代ってこういう時代だったんだ。」
尚、完読して分かったことですが、やはりある程度の漢字(と語彙力)が無いと、歴史漫画を読んでもあまり意味が分からない気がします。ルビがふってあるし、そもそも漫画だから読むことは可能です。楽しむことも可能でしょう、漫画だから。しかし、読後に、親と意味のある会話ができるような読み方をするためには、漢字の理解はマストだと思います。「鎌倉幕府」にしたって、
鎌→高校生
倉→4年生
幕→6年生
府→4年生
の配当です。
サピックスで歴史をやるのは小5から。なぜ小5からかというと、成長の度合いもあるかと思いますが、漢字バリアが解消するのが小5だからだと思うんですよね(違う意見があるならば是非知りたい)。
そして思い出すのは、読む価値のある体験記。
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面白かったのは、p.12の「「オワター」からの復活!」(桜蔭合格)。
・読書好き。「広辞苑も愛読書(?)の一つです」。
・低学年から本やテレビで歴史に親しんでいたので5年で歴史の授業が始まると社会が伸びた。
・5年生の9月までに国語と社会がほぼ仕上がっていたので、苦手な算数に集中できた。
赤字部分は興味深いですね。ほぼ仕上がる、とか凄いですね。趣味のレベルにまで昇華したのでしょうね。行間を読むしかありませんが、「読むのが好き→漢字を覚えていく→何かがきかっけで歴史の魅力を知る→読書→ますます漢字や言葉」、というドライブがかかったのだろうな、と想像。やはり、小6までの漢字をさっさと終えることが、最初の一歩な気がします。
=unquote=
勉強方法はひとそれぞれであり、いろいろな方法があるのだと思いますが。
★現時点の立ち位置:
①サピックス:上位8%【2017年7月組分けテスト】
②公文数学:G教材(=中1)【2017年3月24日から】
③公文国語:FI教材(=小6前半)【2017年9月24日から】
④漢字検定:5級(=小6)【2017年10月15日に5級合格(自己採点)】
⑤トップクラス算数徹底理解編:小2【2017年8月4日から】
⑥きらめき算数脳:小3【2017年10月1日から】
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