小2/歴史:富士川の戦い
2017年10月20日(金)、夜。
夕餉の会話。
娘:「(角川歴史漫画を見て)源氏が平氏をやぶった富士川の戦い面白いね。水鳥の羽音にびっくりして、平氏が逃げちゃっただなんて!」
僕:「そうだねえ。では、季節はいつかな?そして、水鳥とはどんな鳥かね?想像してみようぜ。」
娘:「水鳥だけど、、、カモかなあ。たくさんいたんだろうから。」
僕:「季節は?」
娘:「渡り鳥だとしたら冬ということになるよね。」
妻:「日本ってローマ人みたいに冬期間の自然休戦期ってなかったの?」
僕:「日本海側、戦国時代の越後みたいなところは雪で行軍は厳しかったね。でも、太平洋側は問題無い。では、鳥の種類は何かね?コガモだとちょっと迫力無いし、、、」
娘:「カルガモかマガモかな。ハクチョウ系だと、そんなに群れて川にいるように思えないから。池だと分かるんだけどねえ。(新潟県の瓢湖でバードウオッチングしたことがあるので回想)」
僕:「富士川の水深は?渡渉ポイントが下流だとすると、深いと渡れない。春や夏は富士山系からの雪解けも多いので無理だ。だから、やっぱり冬なのかもしれない。」
娘:「カルガモみたいなオオガモがたくさん川岸にいて、水が少ない時期だね。」
妻:「そうかな~。そういうのは、先に史実を知っておいた方がいいんじゃない?」
僕:「面白くないじゃーん。与えられた情報から推測するから面白いんだよ。」
・・・さて、史実は?
・1180年11月9日(ユリウス暦)。
・カモなどの渡り鳥が来ている時期。ちょっと早いけど。
・水量も少なそう。
ということで、仮説は大きくは間違えていなさそうです。
ただし、水鳥の羽音で逃げたのではなく、既に劣勢だったので羽音で攻撃されたことを察知して撤収した、という見方もあるようです。
■追記(頂戴したコメント)
=quote=
富士川の戦いの水鳥は、古くは雁と呼ばれるマガンではないかと言われています。
昔は、というか昭和初期まで全国津々浦々に多く飛来していたマガンは、江戸の浮世絵にも描かれています。
現在では宮城の一部の湿原にのみ、冬に飛来して来ますが、10万羽のマガンが早朝に、轟音と共に一斉に飛び立つ光景は、ゾッとする美しさがあります。あるお年寄りは、B29の襲来のようだと表現していました。実際に体験すると、平家が驚いて逃げ出す気持ち、とてもよくわかりますよ。
=unquote=
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コメント一覧
富士川の戦いの水鳥は、古くは雁と呼ばれるマガンではないかと言われています。
昔は、というか昭和初期まで全国津々浦々に多く飛来していたマガンは、江戸の浮世絵にも描かれています。
現在では宮城の一部の湿原にのみ、冬に飛来して来ますが、10万羽のマガンが早朝に、轟音と共に一斉に飛び立つ光景は、ゾッとする美しさがあります。あるお年寄りは、B29の襲来のようだと表現していました。実際に体験すると、平家が驚いて逃げ出す気持ち、とてもよくわかりますよ。
>Rosalieさん
コメントありがとうございます。瓢湖も迫力ありましたが、マガンも凄そうですね!見てみたいものです。
マガンは現在は非狩猟対象なのですが、おいしいのかなあ。。現象した理由をかんがえるとまた楽しそうです。