小2/公文:国語FII60台の『ビルマの竪琴』
2017年12月23日(土)、朝。
『ビルマの竪琴』が題材であり、抽象的な表現も含むので、ちょっと難しい。しかし、娘が全部読みたいとういうのでプリントを渡し、『ビルマの竪琴』の部分を読んでもらいました。
その後の会話。
僕:「(FII70でイギリス軍と日本軍の戦闘が始まったところまで読ませて)つまり、"わたし"は最後にどのような気分になった?」
娘:「三角山に立てこもった仲間の兵隊たちを説得できずに、悔しいきもち、、、だと思う。」
・・・ほぅ。ちゃんと"わたし"の心の動きを読み解いているではありませんか。新小3ともなると、だんだんと理解してきますね。
FII67-bの文章はこちら。
=quote=
この人びとのいうのをききながら、わたしは感じました。 — ここにたけりたっている人たちはなにか妙なものに動かされています。ひとりひとりはあるいは別なことを考えているのかもしれません。しかし、全体となると、それは消えてしまってどこにも出てきません。人びとはおたがいにあおりたてられた虚勢といったようなものから、あとにはひけなくなっているのです。別な態度をとれなくなっているのです。なにかひとりひとりの意思とははなれたものが、全体をきめて動かしています。この頑固なものにたいしては、どこからどうとりついて説いていいか、あかりませんでした。なかには、ほんとうにここで死ぬまで戦おうと決心している人もたしかにいました。しかし、そうではなくて、もっと別な行動にでたほうが正しいのではないか、と疑っている人もいるにちがいないと思われました。しかし、そういうことはいいだせないのです。なぜいいだせないかというと、それは大勢にひきずられる弱さということもあるのですが、なにより、いったいいまどういうことになっているのか事情がわからない。判断のしようがない。たとえ自分が分別あることを主張したくても、はっきりした根拠をたてにくい。それで、威勢のいい無謀な議論のほうが勝つ — 、こういうむりからぬところもあるようでした。
=unquote=
公文の設問は、
①「分別あること」とは、ここでは例えばどういうことですか?
②「威勢のいい無謀な議論」とは、具体的にはどうすることですか?
というものですが、娘はうんうん唸りながら文章を読んだ後に、正確に解答していました。
公文国語は凄いですねえ。。現在の娘の国語力は、公文国語が基礎になっていることは間違いありませんので、本当に感謝します。毎日ちょっとずつやる教材として、これほど完成度の高いものは無いのではなかろうか。それとも、僕が知らないだけか。
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