僕の学習:金儲けが目的ではない教育機関なんて存在するのか?
2018年1月20日(土)。
“塾は教育機関ではない、金儲けの営利企業だ”
という意見があるようです。塾は民間企業なのだから当たり前だろう、と思うと同時に、こうも思います。
「金儲けが目的ではない教育機関なんて存在するのか?」
大義名分を別とするならば、存在しないのが実態だと考えます。
幼稚園から大学院まで、私立・国公立の別、法人形態としての違いや税制上の優遇などの各論はおいておくと、結局のところ、教育サービスの受益者は提供者に対し金銭的対価を支払う事実に変わりはありません(義務教育のコスト負担は納税者)。米国大学院を卒業すると、毎年ドネーションの御誘いの手紙が届きます。日本の大学・大学院でも、研究資金を引っ張ってこれる人間が重宝されます。霞が関とのパイプ。有力企業とのパイプ。みんな、お金が大好きです。お金は力だから。お金は優秀な人材を引き寄せるから。
僕が、営利・非営利の区分が実に意味が無いと思ったのは、TOEFLの実施団体であるEducational Testing Service(通称「ETS」)の存在を知った頃からでしょうか。ETSはTOEFLやSATなどを運営している「非営利教育団体」ですが、日本のノンネイティブで英語圏に留学したい人は、それこそ大枚をTOEFLの受験料として上納することになります。
懐かしくなり、今見て見たら、日本は「235ドル/回」でした。更に値上げしてるなあ。そして、SpeakingとWritingのスコア見直し(=リスコアという名前のコンプガチャ)がそれぞれ「80ドル」。
非営利団体相手にコンプガチャ。あと1点、あと1点あれば、某ビジネススクールの足切り基準である110を超えるのだから、頑張ってコンプガチャ!頼む、目が揃ってくれ!
アメリカの大学にしても、私立・州立を問わず、授業料が日本の比ではありません。大学院(ビジネススクール)しか知りませんが、2年間で軽く大台を超えます。あれれ、おかしいな、株式会社ではなかった筈だが。でもしょうがないですね。優秀な教授をスカウトしたり、施設を維持したりするのにはお金がかかりますから。嫌だったら、受験しなければいいだけのことだし。
・・・以上長くなりましたが、幼稚園から大学院まで、全ての教育機関が大なり小なり金儲けを考えていると考えておいた方が良いでしょうね。建前は別として。
★現時点の立ち位置:
①サピックス:上位11%【2018年1月組分けテスト】
②公文数学:上位0.5%/H教材(=中2)【2018年1月19日から】
③公文国語:上位2%/FII教材(=小6後半)【2017年12月1日から】
④漢字:漢字の要【2017年12月9日から(2017年10月漢検5級合格済)】
⑤トップクラス算数徹底理解編:小3【2017年12月10日から】
⑥きらめき算数脳:小3【2017年10月1日から】
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