新小3/トップクラス3年:つるかめ算と2元連立方程式
2018年2月2日(金)、夕食前。
トップクラス3年(徹底理解編)のp.135。
=quote=
50円切手と80円切手をあわせて15枚買ったら、代金の合計は840円でした。このとき、50円切手は何まい買いましたか。
=unquote=
面積図で解いた後に、
僕:「こうしてごらん。
50円切手をx枚、と80円切手をy枚、あわせて15枚買ったら、代金の合計は840円でした。このとき、50円切手は何まい買いましたか。」
娘:「???。」
僕:「今は分からなくていいよ。こうしたら、どうでしょう。
x + y = 15
どう?」
娘:「あ!たしかに!」
僕:「これだけだと、分からないじゃん。これでこうする。
50x + 80y = 840
並べると、
x + y = 15
50x + 80y = 840
どうだろうか?」
娘:「あ!これならば、解けそう。」
・・・ということで、解く娘。
娘:「解けた。同じ答えになるね。なるほど。これでも解けるんだね・・・。」
意味があるかどうかは置いておいて、面白い実験でした。算数の才能に欠く娘ですが、公文が引き上げてくれた「処理力」の訓練で、結果的にある程度抽象的な考え方もできるようです。いや、違うな。考え方ができるというのではなく、作業はできる。考え方はできない。15枚という単位と、840円という単位を同列に扱うんですね。深い。
思うに、文字式に変換できるかどうか、で、子供の抽象的思考能力を測定できるような気がします。文章題という具体的事例を、文字式という抽象的世界に落とし込む。ただ、小2の2月で2元連立方程式はオタクの世界。実験ツールとして具備している例が少ないので、検証はできませんが。〇とか△でやればできるのかもしれませんけど。
低学年は暇なので、こういう実験もできて楽しいですね。そして、公文数学は、「処理作業」の鍛錬を予め積んでおくことで、子供の精神年齢が上がってきた時に、「ああ、そういうことだったのか!」という形で気付きが産まれるようにも思う。
★現時点の立ち位置(塾以外):
①公文数学:上位0.5%/H教材(=中2)【2018年1月19日から】
②公文国語:上位2%/GI教材(=中1前半)【2018年2月2日から】
③漢字:漢字の要【2017年12月9日から(2017年10月漢検5級合格済)】
④トップクラス算数徹底理解編:小3【2017年12月10日から】
⑤きらめき算数脳:小3【2017年10月1日から】
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