小3/公文:枚数減らしたらコスパ悪くならないか?

2018年04月(小3)

2018年4月21日(土)。

 

本日から公文枚数を20→15枚/weekに減らしましたが、コメントを頂戴しました。

 

=quote=

こんにちは。小2男子、公文ユーザーの母です。

うちは夜勉強派なのですが、公文と学校宿題、漢検学習など、やること多くて、枚数をへらしたらもう少し文章題の練習とかもできるしなぁ…なんて思ってはいるのですが、枚数を減らすと、費用面で勿体ない気がして減らせないでいます(^^;)

お嬢さんの枚数を眺めると、他で代わりがきかないのかな、、(同じ所を繰り返してる感じも無さそうですし)なんて思ったりもするのですが、その枚数でも、13000円近く払って惜しくないくらい公文って凄い教材、習い事なんですかね。最近、息子が公文イヤイヤ期でお嬢さんのように淡々とやってくれたら良いのに…とため息交じりに読ませて頂いてます(笑)

 

※一部割愛

=unquote=

 

公文の枚数ですが、多いご家庭で10枚/day、普通で5枚/day、少ない家庭でも3枚/dayくらいだと想像します。1~2枚/dayのペースで進めるのは少数派だと考えます。

 

公文は1教科6,480円/monthで固定料金。何枚やっても同じ値段。つまり、2科目で、12,960円。よって、枚数計算をすると、「やればやるほどお得」ということになります。1~2枚/dayで進めるのはコスパが悪くように見えます。

 

しかし、過去2年ちょっと、年長10月から小3の4月まで公文を毎日欠かさずにやってきて分かったことは以下の通りです。

 

(1)公文は筋トレなので「負荷」管理が大事

最初は僕も勘違いしていましたが、「枚数」が大事なのではないと思います。筋トレなので、「負荷」が大事です。以下図式になっていると今では認識しています。

 

「負荷」 = 「①進度(難易度とほぼ同義)」 x 「②1枚あたり所要時間」 x 「③枚数」

 

尚、普通は進度が上がると難易度が難しくなるので、所要時間が必然的に増加することになります。しかし、公文自体は良く設計されており、所要時間は3~8分/枚の範囲に収まるように、1枚のプリントの中の問題数が調整されています。つまり、②は固定値。

 

①は子供の実力と、先生の指導で調整されることになります。これは変数。

 

③はどれだけ公文に時間を使えるか、で調整される変数。

 

・・・というポリシーで公文に取り組んでいますが、結局は「負荷」とは「勉強時間」とほぼ同義になると考えます。我が家は公文は朝しかやらない方針なので、その時間内で消化できなくなったら、負荷が高すぎるということを意味しますので、③枚数を減らすことにより対応するものです。公文に使う時間は30~60分/朝で調整しています。

 

つまり、枚数を追っているのではなく、一定の負荷をかけることを目指しており、その為に約13,000円/monthを支払っていることになります。ですので、あまり枚数には拘っていません。オブジェ組や未来フォーラムを目指すのならば枚数は大事かもしれませんが、これも達成してしまえばあとは枚数はさほど意味はなくなります。維持すればよいだけなので。

 

(2)公文の代替

一見、公文算数(A~F)の無味乾燥なプリントをみると、ドリルで代替できそうな気がします。実際、代替は可能だと思います。しかし、子供の集中力やスモールステップ設計の効率性の良さを考えると、素人が下手にドリルで代替するのではなく、公文のカリキュラムに乗った方が良いと思います。公文のA5のペラペラなプリントに嫌気が指すお子さんは、A4サイズの分厚いドリルを見ると、更に嫌になりませんでしょうか。

 

また、公文の良さは、数学G(=中1)以後、国語GII(=中1後半)の縮約、だと考えます。この分野に入ってくると公文に代替可能な教材は存在しないと思います。中学以後になると文字の大きさなどの問題があり、まがりなりにも小2~3が対応できるような教材は無さそうです。

 

(3)もっともコスパの悪い公文の使い方とは

恐らく、こういう状態です。

 

「子供は毎日公文プリントをたくさんやっているのに、だらだらとやって進まず、進度も同級生たちにがんがん抜かれて、子供も全く楽しくなく勉強嫌いになり、親としての自尊心も打ちのめされる。そして、これに、字が汚くなり、筆算で数字を書かないので計算ミスまで増加するクセがつく、というおまけ付き。」

 

案外、多いのではないでしょうか。我が家の2016年3月の状態が、この一歩手前だったと思います。悲惨な状態になっていると、ブログには書かないし、公文をひっそりと退会していくので、失敗例はあまり世に出ていないと思われます。

 

・・・そうならないようにするには、以下が処方箋になると考えます。

 

①小学分野は、公文ドリルで、公文プリントの先取りをする。(※中学分野はこの方法使えない)

②公文プリントは自宅採点制度を活用して、その場で間違いを直させる。

③公文教室の時間は、先生による指導と、新単元の学習に時間を使ってもらう。

 

上記3点のツボは必須。以前、2017年2月にまとめたBest Practiceは、今読み返しても、自分の中では古くない内容です。数学Hが終わったら、再度纏めてみようと思います。

 

 

★現時点の立ち位置(塾以外):

①公文数学:上位0.6%/H教材(=中2)【2018年1月19日から】

②公文国語:上位1.4%/GII教材(=中1後半)【2018年4月19日から】

③漢字:漢字の要【2017年12月9日から(2017年10月漢検5級合格)】

④漢字:漢検ステップ4級(=中学前半)【2018年3月31日から】

⑤計算:マスター5年【2017年12月22日から】

⑥キッズBEE:過去問【2018年2月25日から】

(以下はキッズBEE準備のために中断)

・直球算数:トップクラス算数徹底理解編小3【2017年12月10日から】

思考算数:きらめき算数脳小3【2017年10月1日から】

 

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Posted by senki