小3/語彙力:戦略転換後のメニューを整理
2018年7月15日(日)。
全統小とキッズBEEの敗北を受けて、現学年へ戻るという大きな戦略変更を6月14日にしてから、サピックス7月組分け、四谷7月リトルスクールで試し、方針が大きくは間違えていないことを確認しました。国語の語彙力系、つまり漢字・慣用句・ことわざを1問も落としていません。
言葉ナビ上巻の「実践問題編」を解いてもらったところ、9割できているし、間違えた問題も解きなおしてもらったらほぼ出来ていました。ということで、やり方が大きく間違えていることもなさそう。
・・・いろいろ分かったことがあるので、整理して記録に残しておきます。語彙力系は、とにかく地味な積み重ねが効きます。いや、地味に積むしかない。
(1)語彙力系テキストを進める前提条件
とにかく、小6までの1,006字の漢字を一回転させてしまうべき。
漢字検定5級(=小6)に合格する70%正答率レベルで十分です。この70%正答率レベルでは、大手塾のテストでは太刀打ちできませんが、言葉ナビ等の語彙力系テキストを進めるには十分な漢字力です。漢字という基礎中の基礎を押さえずして、語彙力系テキストをやるのは効率が悪すぎると思います。中学分野の漢字も多数出てくるのに、小学分野の漢字が覚束ないのは痛い。
(2)やり方
小1の5月からいろいろ試しましたが、以下やり方が良い。少なくとも娘の場合は。
①丁寧に音読する。文字を見て、聞いたことがある音を増やす。これを、時間をかけてじっくりやることが後々効いてくる。地味で面倒ですが、低学年はこれをやりこむことが大事だと思う。低学年は暇だから、この基礎をじっくりできる。
②音が入ってから、赤シートなどで隠して理解を確かめていく。これは上記①の蓄積がないままやってもあまり効果ない。
③テストで確認する。これは最後の仕上げに近い。
・・・時間投資比率でいうと、①:②:③で、8割:1割:1割、くらいだと思います。音読が大事!
(3)現時点の教材
先取り戦線を拡大しきってしまっていた、4月29日の記録は、僕が読んでも分かり辛い。大局が掴めない記録は意味がありませんね。反省。
現在は以下の通り。今後はコンパクトに記録。
■語彙力トラックレコード(2018年7月15日現在)
(1)漢字(小2の2017年10月に漢字検定5級(=小6)合格。現在、現学年の復習。)
(2)言葉力1100(小1の2016年5月から。現在、7回転目。)
(3)言葉力1200(小2の2017年5月から。現在、4回転目。)
(4)言葉ナビ上巻(小2の2018年1月から。現在、熟語以外を3回転目。)
【一旦中止(2018年6月14日の判断)】
(1)漢字の要(1回転目:2017年12月→中止)
(2)ステップ4級(1回転目:2018年3月→中止)
(3)言葉ナビ下巻(1回転目:2018年4月29日→中止)
★現時点の立ち位置:
・塾アドバイスに従い現学年カリキュラムを深堀りしつつ、夏休みは公文を進める。
①公文数学:H教材(=中2)/上位0.5%【2018年1月19日から】
②公文国語:GII教材(=中1後半)/上位1.1%【2018年4月19日から】
③思考算数:きらめき算数脳2年の復習【2018年6月30日から】
④直球算数:四谷ジュニア予習シリーズ3年上【2018年6月30日から】
⑤漢字:3年生を総復習(漢検・Z会・学研)【2018年6月15日から】
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ディスカッション
コメント一覧
話が拡散してきたので、一度整理しましょう。
①中学受験の結果、進学する学校には努力の報酬という側面があるので
名前(偏差値)も大事だが、6年後の大学進学実績も大事である。
②御三家よりも準御三家の新興校の方が進学指導が充実していることも
多く、同じぐらいの実力の子が進学した場合、御三家よりも準御三家に
進学した子の方が伸びる可能性も高い。
③他方で、御三家生徒向けの塾(鉄緑、seg、平岡など)も充実している
ので、御三家の進学指導の不足を埋める方法もある。
ここまでの総括としては、御三家に合格すれば、それはそれでめでたい
が、御三家にギリギリ程度の実力なら、豊島岡その他準御三家に進学す
る方がベターな結果になる可能性も高く、御三家に受からなければ、そ
れはその子に望ましい道が示されたという考え方もできるということで
す。
さて、次回からは試験で測れない「と言われる」非認知能力について、
考えてみましょう。
(つづく)
>四谷もサピックスもさん
敢えて違う意見を記したいと思います。御三家やそれに準じるレベルに入る生徒であれば、本来、学校や塾による大学受験指導は不要でしょう。これが不可欠ということは、中学受験に関する取り組み方法が根本的に間違っている可能性があります。
>違う見方さん
それは、とてもいい振りなので、つづきに行こうと思います。