小3/算数:一言で示すと娘が伸びる気がしない(抽象的思考と手を動かすことの重要性)
2018年8月22日(水)。
会食後なので酔っぱらっています。しかも、更に自宅で飲んでいるので雑文御容赦。
・・・タイトルの通りなのですが、娘は算数において、①手を動かさないことがままある、②複雑な事象を単純化する抽象的思考が弱い傾向、があります。小3でこれを求めるのは酷な気もしますが、できているお子さんは小2でもできているわけであり、娘が同水準に到達していないのはまぎれもない事実。
僕:「ゴラァ。手を動かせよ。作業しろよ。立式や計算は単なる処理だ。その前に、いくらでも図書いたり、絵書いたり、法則を調べてみたり、することがあるだろう。」
娘:「私も考えているんだけど・・・。」
僕:「お前、考えていないよ。僕はお前の努力を1mmも認めない。手を動かずに頭の中で考えて100点とるよりも、手を動かして図を書いてそれで0点の方がマシだ。小3レベル(※実際にはもっと上なので酷ではあるのだが)で、作業の手が止まるようだと、先が見えている。勉強をやめてしまえ。お前の綺麗すぎるノートが気に食わない。繰り返すが、立式や計算は、作業ではない。どういう論理構成で作業をして、その結果が計算になるのか。これを示さないと駄目。とにかく、手を動かしなさい。」
娘:「(涙)」
・・・結局のところ、キッズBeeトライアル敗戦という結果が娘の算数到達度を占ってしまっているのですが、ダメですね。手を動かしているときは難なくクリアできるが、手を動かさないときはダメ。低学年サピックス銅メダルとか銀メダルとか、ほんと何の保証もない(→よって、そこまで到達できていない家庭でも不安に思う必要ないですよ~、処理がうまいだけですから)。
観察していて思うことは以下の通り。
①算数の文章問題の状況を絵にできない。
②複雑な事象を抽象化、一般化できない。
この2点を、いかに早期の段階でクリアするかが、小3夏休み後から高学年にむけて重要なのではないかと思います。抽象的思考の壁、かもしれませんね。
妻からは、
妻:「(塾での解き方も含めて)やり方がまずいのではないか。」
と指摘を受けているが、そういう問題ではない。手を動かして、確認していく、ということの重要性を娘が認識していないことが問題。
対策としては、問題を娘に図示させて丁寧に説明させることかな、、、と思います。
★現時点の立ち位置:
・塾アドバイスに従い現学年カリキュラムを深堀りしつつ、夏休みは公文を進める。
①公文数学:H教材(=中2)/上位0.5%【2018年1月19日から】
②公文国語:HI教材(=中2前半)/上位1.1%【2018年7月20日から】
③思考算数:きらめき算数脳3年【2018年7月31日から再開】
④漢字:3年生を総復習(漢検・Z会・学研)【2018年6月15日から】
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ディスカッション
コメント一覧
えかき算いかがでしょう?
我が家で同様の問題に頭を抱えた時、割と効果的でした(^^)
はじめはほぼお絵描きでしたが、続けたら変化しました♪
サピックスでは、まだ式をかかないで、
という方針ですからね。
うちの娘も、式や図を嫌がりますよ。
お嬢様は、読解力が強いのでしょう。
コメント失礼します。
いつも拝見させて頂いています。
うちの子はまだ幼稚園児で、下は幼児ですが、
参考になることが多くブログを楽しみにしております。
さて、今回の図のことについてなのですが。。。
ご存知でしたらすみませんが、
わたしは最近どんぐり倶楽部というものの存在を知りまして。
こちらの倶楽部は、公文や百マス計算など全否定派なのですが、
算数を楽しみながら図を書いて求めることをしています。
一度ホームページをご覧になると面白いと思います。
失礼いたしました。
中一の娘(第一子)は誰もが知っている難関女子校に通っています。第二子も安定した偏差値を保っています。
『どんぐり』に関して評価は分かれますが、使い方によってはとても良い副教材だと思います。丸付けする前に子供に何故このような解き方をしたのかを毎回説明させると良いですよ。
上の子は2年間(3~4年生)、下の子は3年間(1~3年生)行いました。
お嬢さんの場合1年間だけでも効果があると思います。
どんぐりだけの効果ではないと思いますが、早く始めた下の子のほうが偏差値や算数センスは上だと感じています。
簡単かと思いますが一つ下の学年からスタートするのをお勧めします。難しい問題を解くのが目的でなく、図や絵、表を書く、要は表現するのが目的だからです。
大して時間はかかりませんよ。子供にとってはお絵描きの感覚かもしれません。
重ねて書きますが、どんぐりは使い方次第です。
正式なルールや様々な意見がありますが、ご家庭の状況に合わせて進めるとよいと思います。
はじめまして。うちは小4の子がいます。
うちの子なんかより娘さん、よっぽど勉強をされているので、こんな私が書くのもおこがましいのですが、最近同じような事に行きついたのでご参考までに書かせてください。
うちの子、理系脳で算数はほとんど躓いたことがなかったんです。
字は汚い、途中の式も省略、自分の考えを全く残さない(これでも女子です)、でも正解してたのでまあいいか、って放置してきたんです。
でも最近算数で点が思う様に取れなくなって、
分かってるけどちょっとしたことで間違える、勘違いしてる、を繰り返すようになって、理由を考えてみたんです。
娘は算数の文章問題を解くときに、いきなり省略した式を書いたりして、自分の考えを一つ一つ整理しながら書くってことが全くできていませんでした。
つまり知識と思考の整理と系統化ができてない、知識と思考の整理と系統化これこそが論理的思考力なんですよね。
今までは知識だけで勢いで解いてただけだったんです。
多分暗算が得意な子や算数に躓いたことのない子に多いんじゃないかな。
それからは「式を書きなさい、解いた時の考え方を残しなさい」とガミガミ言うおばさんになったのですが
やっぱりすぐには出来なかったです。でも
何度か痛い目にあってようやく少しずつ変わってきたように思います。
多分これは算数だけでなく、社会や理科、国語などにも共通する事ではないかな。
大人でも論理的思考が出来ない人って結構いますしね。
これが出来るかできないかが、将来社会で通用するかしないかにも繋がっているように思います。
娘さん(私が言うのもおこがましいのですが)十分伸び代あると思いますよ。
最初から難しい問題の図式化にチャレンジしなくてもいいのです。
最初は一行問題から、またちゃんとした式としてでなくてもいいから
自分の考えを整理し履歴を残す、
知識や思考を整理し系統化する習慣ができれば今後の難問にも挑める力が付くと思います。
言うのは簡単ですが・・・。
まずはお父さんが例を示してあげるのはいいことだと思います。
長文失礼しました。
私見を書くと、あまり本質ではないかなと。
受験算数・数学は記憶ですし、実社会で受験勉強を活かす
意味からも「思考力」(仮にそのようなものがあるとして)
より記憶力とそれを適切なタイミング引き出す能力かなと
思います。
まあ、マニュアルに従うサラリーマンや医者と新しい物を
創り出す起業家、科学者、芸術家は違うという考えもあり
ますが、芸術も全て既にあるものの模倣、組み合わせ、ミ
スコピーと言われていますから、結局大事なのは記憶力と
思い出す力なのだと思います。