小3/算数:抽象的思考と手を動かすことの重要性→コメントの紹介

2018年08月(小3)

2018年8月26日(日)。

 

コメント有難うございます。いくつか紹介させて頂きます。

 

=quote=

コメント失礼します。いつも拝見させて頂いています。うちの子はまだ幼稚園児で、下は幼児ですが、参考になることが多くブログを楽しみにしております。

さて、今回の図のことについてなのですが。。。ご存知でしたらすみませんが、わたしは最近どんぐり倶楽部というものの存在を知りまして。こちらの倶楽部は、公文や百マス計算など全否定派なのですが、算数を楽しみながら図を書いて求めることをしています。一度ホームページをご覧になると面白いと思います。

失礼いたしました。

 

中一の娘(第一子)は誰もが知っている難関女子校に通っています。第二子も安定した偏差値を保っています。

『どんぐり』に関して評価は分かれますが、使い方によってはとても良い副教材だと思います。丸付けする前に子供に何故このような解き方をしたのかを毎回説明させると良いですよ。

上の子は2年間(3~4年生)、下の子は3年間(1~3年生)行いました。お嬢さんの場合1年間だけでも効果があると思います。どんぐりだけの効果ではないと思いますが、早く始めた下の子のほうが偏差値や算数センスは上だと感じています。

簡単かと思いますが一つ下の学年からスタートするのをお勧めします。難しい問題を解くのが目的でなく、図や絵、表を書く、要は表現するのが目的だからです。

大して時間はかかりませんよ。子供にとってはお絵描きの感覚かもしれません。

重ねて書きますが、どんぐりは使い方次第です。正式なルールや様々な意見がありますが、ご家庭の状況に合わせて進めるとよいと思います。

 

はじめまして。うちは小4の子がいます。うちの子なんかより娘さん、よっぽど勉強をされているので、こんな私が書くのもおこがましいのですが、最近同じような事に行きついたのでご参考までに書かせてください。

うちの子、理系脳で算数はほとんど躓いたことがなかったんです。字は汚い、途中の式も省略、自分の考えを全く残さない(これでも女子です)、でも正解してたのでまあいいか、って放置してきたんです。でも最近算数で点が思う様に取れなくなって、分かってるけどちょっとしたことで間違える、勘違いしてる、を繰り返すようになって、理由を考えてみたんです。

娘は算数の文章問題を解くときに、いきなり省略した式を書いたりして、自分の考えを一つ一つ整理しながら書くってことが全くできていませんでした。

つまり知識と思考の整理と系統化ができてない、知識と思考の整理と系統化これこそが論理的思考力なんですよね。今までは知識だけで勢いで解いてただけだったんです。多分暗算が得意な子や算数に躓いたことのない子に多いんじゃないかな。

 

それからは「式を書きなさい、解いた時の考え方を残しなさい」とガミガミ言うおばさんになったのですがやっぱりすぐには出来なかったです。でも何度か痛い目にあってようやく少しずつ変わってきたように思います。多分これは算数だけでなく、社会や理科、国語などにも共通する事ではないかな。大人でも論理的思考が出来ない人って結構いますしね。これが出来るかできないかが、将来社会で通用するかしないかにも繋がっているように思います。

娘さん(私が言うのもおこがましいのですが)十分伸び代あると思いますよ。最初から難しい問題の図式化にチャレンジしなくてもいいのです。最初は一行問題から、またちゃんとした式としてでなくてもいいから自分の考えを整理し履歴を残す、知識や思考を整理し系統化する習慣ができれば今後の難問にも挑める力が付くと思います。

言うのは簡単ですが・・・。まずはお父さんが例を示してあげるのはいいことだと思います。長文失礼しました。

 

私見を書くと、あまり本質ではないかなと。受験算数・数学は記憶ですし、実社会で受験勉強を活かす意味からも「思考力」(仮にそのようなものがあるとして)より記憶力とそれを適切なタイミング引き出す能力かなと思います。まあ、マニュアルに従うサラリーマンや医者と新しい物を創り出す起業家、科学者、芸術家は違うという考えもありますが、芸術も全て既にあるものの模倣、組み合わせ、ミスコピーと言われていますから、結局大事なのは記憶力と思い出す力なのだと思います。

=unquote=

 

まさに、世の中に多様な考え方があるのだろう、ということだと思います。

 

娘の算数を見ていると、以下が課題かなと考えています。

 

①問題の状況を図示していないことがある。分かっているのかもしれませんが、そうだとしても手を動かして欲しい。小3夏以後は、急速に問題の条件が複雑化することが予想される為。

 

②自分の考えを整理して履歴として残さないことがある。

 

③問題の抽象化ができないことがある。簡単なルールに置き換える。

 

・・・「どんぐり倶楽部」はやったことがないので、僕に評価や批判をするだけの材料が無いのですが、年長~小1でサピックスや公文などに通っていないまっさらな状態で取り組むには良い教材だったのかもしれないなあと思っております。というのも、「自分で考えて解く=どんぐり」と「やり方を教わる(というか皆で考える)=塾」、というのはコンセプトが違うように思いますので。

 

ただ、どんぐり「だけ」をやっていれば十分で、小3大手塾の算数テストで好成績が出る、ということはほぼ無かろうと思います。なぜならば、上記①の習慣化という意味においては良いのですが、上記②は厳しく、上記③に至っては関係が無さそうだから、です。

 

結局のところ、当たり前の話に戻ってしまうのですが、どれから1つの方法だけやっていれば十分ということはなく、目の前の現実である算数テストの結果をみつめて、できないことを総合的に解決していく、という方法しかないのかなと考えます。

 

基本動作としては、「なぜそのような答えになったのか子供に説明させる」ことが大事だと思います。記録に残さなければ、説明できません。そして、これって答案作成能力なんですよね。これができなければ、テスト時間中の見直しもできない。

 

 

★現時点の立ち位置:

・塾アドバイスに従い現学年カリキュラムを深堀りしつつ、夏休みは公文を進める。

①公文数学:H教材(=中2)/上位0.5%【2018年1月19日から】

②公文国語:HI教材(=中2前半)/上位1.1%【2018年7月20日から】

③思考算数:きらめき算数脳3年【2018年7月31日から再開】

④漢字:3年生を総復習(漢検・Z会・学研)【2018年6月15日から】

 

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Posted by senki