小3/漢字:漢字学習法(2018年9月7日時点)
2018年9月7日(金)。
質問頂戴しましたので、回答させて頂きます。
=quote=
いつも記事を楽しみにしています
by 小2男児母
漢字練習法に悩んでいるものです。漢字の宝物ノートはどのように作られていらっしゃいますか?お父様がピックアップして、例えばノート左右にひらがな、漢字を書かれているのを見て、お嬢様が自分で練習されていますか?おすすめのドリルはありますか?
=unquote=
漢字学習方法については、
・小2/漢字検定5級(=小6):漢字学習のBest Practice(2017年11月23日版)
に纏めている通りです。今読み直しても、内容に違和感ありませんので、概ね合っているものと思います。娘は残念ながら優秀な部類(=一度見た漢字は忘れないタイプ)には属さないので、このやり方にて地道にやるのが最も成功確率が高かった、と回顧します。
しかし、上記Best Practiceには欠けている要素があります。それは、復習方法。復習方法もいろいろ試しましたが、現時点では以下方法を採用しています。
①間違えた漢字(宝物)は問題のA4コピーを取る。(※自宅コピー機はマストアイテムです。)
②間違えた漢字に太赤字で×を付ける。
③これを蓄積していく。
④娘はこのコピーを見ながら、別の漢字練習用紙で書き取りをする。
⑤上記④の結果が、そのまま解答になる。娘はこれを使って毎日自己採点する。
⑥間違えた漢字は、一軍、二軍に分類。たまに全部書き取り、間違えたものを一軍に残す。
・・・漢字検定5級(=小6)合格後に、漢字検定4級やったり、漢字の要やったりして迷走し、2018年6月の全統小で現学年の漢字に穴が多いことが判明して痛い目に遭い、真面目に復習して今に至る、という展開になっています。
ただ、上記復習方法が有効なのは、漢字そのものは書き順も含めて既に把握していることが前提条件になるかと考えます。娘は小2の10月には漢字検定5級(=小6)を終えていますので、長期記憶で漢字問題を解き、解けなかったもののみ宝物として集めれば良いからです。長期記憶で漢字を解いているので、解けたものは数か月も解けるはずですので。
★現時点の立ち位置:
・低学年最後の年なので、公文を進める。
①公文数学:I教材(=中3)/上位0.5%【2018年8月31日から】
②公文国語:HI教材(=中2前半)/上位1.1%【2018年7月20日から】
③思考算数:きらめき算数脳3年【2018年7月31日から再開】
④漢字:3年生を総復習(漢検・Z会・学研)【2018年6月15日から】
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ディスカッション
コメント一覧
学ぶことが多い記事でありがたかったです。
我が家では公文の進度に合わせて取り掛かりやすい簡単なドリルで漢字の先取りを少しだけおこなっていますが、その後の現学年と途中学年の漢字のフォローに、今更ながら、我が家でも漢字検定(と漢字検定ドリル)を導入していきたいと思いました。
間違えた漢字はファイルにして1軍→2軍に差し替えていくと確かにわかりやすそうですね。
>小2男児母さん
公文国語生なんですね!コンテクストを理解しました。
https://senkiwork.com/entry-12174555669.html?frm=theme
に恥ずかしい失敗を記録していますが、公文国語プリントだけでは漢字は定着しませんので、①漢字検定で先取り→②公文プリントを復習の場としてつかう、段取りにしないと、恐ろしく効率が悪くなります。
僕もはじめは公文漢字ドリルを使っていましたが、あれは網羅性が漢字検定にすら劣りますので、初めから漢字検定の教材を攻めた方が良いと思います。ドリルの最大の問題は、紙に直接書きこんで練習すればよい、、、ことは全くなく、書き取り練習量としては絶対的に不足します。
地道に、いちまるで漢字そのものを理解し、それからステップで問題演習することで語彙力の幅を広げる方が効率よいです。
間違えた漢字の一軍と二軍管理ですが、「長期記憶に基づいて解いて間違えたもの」を管理する、ことが前提となります。解けたり解けなかったりする状況で、間違えたものを集めてもしかたなく、その状況だったらとにかく反復練習が必要かなと思います。忘れたころに問題解かせて、それでもできなかったもの、を管理するイメージです。
やり方は人それぞれですが、以上御参考になれば幸いです。
公文国語は本当に素晴らしいので、継続される価値があると思いますよ~!
>小2男児母さん
公文国語生なんですね!コンテクストを理解しました。
https://senkiwork.com/entry-12174555669.html?frm=theme
に恥ずかしい失敗を記録していますが、公文国語プリントだけでは漢字は定着しませんので、①漢字検定で先取り→②公文プリントを復習の場としてつかう、段取りにしないと、恐ろしく効率が悪くなります。
僕もはじめは公文漢字ドリルを使っていましたが、あれは網羅性が漢字検定にすら劣りますので、初めから漢字検定の教材を攻めた方が良いと思います。ドリルの最大の問題は、紙に直接書きこんで練習すればよい、、、ことは全くなく、書き取り練習量としては絶対的に不足します。
地道に、いちまるで漢字そのものを理解し、それからステップで問題演習することで語彙力の幅を広げる方が効率よいです。
間違えた漢字の一軍と二軍管理ですが、「長期記憶に基づいて解いて間違えたもの」を管理する、ことが前提となります。解けたり解けなかったりする状況で、間違えたものを集めてもしかたなく、その状況だったらとにかく反復練習が必要かなと思います。忘れたころに問題解かせて、それでもできなかったもの、を管理するイメージです。
やり方は人それぞれですが、以上御参考になれば幸いです。
公文国語は本当に素晴らしいので、継続される価値があると思いますよ~!
教えて頂いたことと照らし合わせてみると、我が家はまだ「いちまる」段階です。
「ステップ」で反復練習→忘れたころに復習してできなかったものを管理 は実践してみたいと思います。
子は算数も公文をやっています。
お嬢様レベルには全く追いついていませんが、こちらのブログで良い刺激をいつも受けています。ありがとうございます。
>小2男児母さん
なるほど。「いちまる」段階ということは、漢字そのものの学習段階ですね!書き順に徹底的に注意して進めると良いと思います。ただ、親が全て見るには限界があるので、漢字検定の過去問の書き順のやつだけ全部潰して、正しく書けているかチェックすると良いと思います。
娘のちょうど1年前、2017年9月のエントリーを読むと、当時の状況と課題が何だったのか分かりますので、踏み台にして頂ければ幸いです。
ビジネス的に見れば、合格実績という可視化のできない幼児教育
の成果をどうスポンサー(親)にアピールするかですね。
七田や公文は分かりやすく天才キッズ系の代表で可視化してるわ
けですが、まあ、それが長期的効果(複利)があるか、減耗かは、
何とも。
開成の黒田賞(学年一位)ですら、普通のサラリーマンが多いです
からねえ(まあ、東京出身のノーベル賞受賞者自体ほとんどいない)
>四谷もサピックスもさん
普通のサラリーマン以外の道が楽しいと思うんですけどね。