小3/社会:家族でブラタモリを見て思うこと
2018年11月17日(土)、夜。
学生時代に、僕は自転車でほぼ全国を野宿に近い形で走り、また社会人になってからは妻とバイクで日本中(除く九州)をツーリングしたことがあります。登山もそれなりに。
様々な気象条件に晒されるし、自分の生命にもかかわることなので地形図を読み込んでPlan Bを考えたり、その土地の歴史に対する仮説を持ちながら、観光スポットで検証していく、ということをしてきました。
・・・ただ、ブラタモリを見て観察していて思うことは、妻はこれまであまり何も考えてこなかったのだろう、ということ。個性と特質の問題なのでディスるわけではありませんが、同じものを見ても、同じものを見ていない。
本質的な違いがあるとすると、「なぜこうなっているのか?」という視点で物事を見ているかどうか、という点。
「なぜここは平らなのか?」
「なぜここで稲作なのか?」
「なぜここに木が生えているのか?」
「なぜここに家が立っていないのか?」
「なぜここに工場があるのか?」
「なぜここに道路があるのか?」
「なぜここにカモがいるのか?」
という視点の有無。
考えているから良いということでもないし、考えているから偉いというわけではありません。そもそも、個別の疑問について考えることが意味があるかどうか、分からないことも多いし。
しかし。
リアルタイムで小3を生きる娘にとっては、この観点の有無が大事になってくる気がします。そして、その仮説を構築して検証することを、面白いと思うかどうか。
★現時点の立ち位置:
・小3なので公文に注力、小4での数国J10を目指す。
①公文:数学I(=中3)/上位0.5%【2018年8月31日から】
②公文:国語HII(=中2後半)/上位1.0%【2018年10月19日から】
③算数:塾カリキュラムでオントラック(+αで市販教材活用)
④語彙:言葉力1100・1200 + 言葉ナビ上・下巻
⑤漢字:現学年小3を深堀り
ディスカッション
コメント一覧
よいハサミにはよく切れるハサミという評価軸が明確なのに、よい人には客観的な評価軸がないから仕方ないです。ハサミは物を切るという目的を与えられて作られているのに、人や人生には目的がない若しくは分からない。故に芸人として頂点を極め、家族を不幸にした桂春団治を人や人生として評価する答えもないのです。ノーベル賞受賞者も似たようなものでしょう。
>四谷もサピックスもさん
違いを認め合い、其々の強みを活かすことが大事だと思います。其々の弱みを非難するのではなく。
既成の価値体系を疑うことなので、既成の価値体系で、つまり世俗的に成功するには不効率な場合がままあります。また、科学つまり理系はそもそもの存立がプラグマティズムという既成の価値体系に依居しているので、必ずしも物事の根源を問うている訳ではありません。
>四谷もサピックスもさん
理系の妻がプラグマティズムとは遠く、文系の僕がその逆です(笑)。
>oinsenkiさん
一般的には、理系の方が浮世離れしたこと(科学的真理)を考えていて、文系の
方が世俗的(営業、利益)ということなので、ご夫妻の関係は普通でしょう。他方、子供のお勉強はやや浮世離れした関心を求められるというエントリーと理解したので、元のコメントをさせていただきました。