新小4/公文:英語Aの俯瞰
2019年2月17日(日)。
2月1日から公文にて英語を開始し、約2週間が経過しました。無料体験期間で娘は英語も楽しいと思えたようなので、有料に切り替えて継続中です。
現時点で思うことを纏めておきます。
(1)教材内容一覧表
公文のHPに一覧表がありますが、昔あったようなPDFが見当たらず。現在、英語A①をやっていますが、これはA1~100までをカバーしているので、A①とA②の2冊組なのだと予想。英語は全て先生にお任せとしていますが、既にA90なので、あっという間にAは終わってしまうのではなかろうか。
(2)公文英語Aの内容
E-Pencilで単語の発音を聞きながら、大声で復唱する、というもの。繰り返し単語のスペルを見て、音を聞き、発音する。このやり方、「ノンネイティブである英語初学者が、周囲が英語環境ではないという条件下」において、正しいと思います。とにかくスペルを見て、音との関連性を経験値的に分かるようになる、というやり方なので。
・・・とはいえ、公文のやり方がベストかと言われると、ベストではないと思います。ベストは、早稲田アカデミーのIBSだと現時点では考えます。松井義明氏の『楽しい「子ども英語」はなぜ身に付かないの?』は極めて正しいことを指摘しています。
ただ、通塾時間やコスト、そして娘の時間配分の優先度を考えると、そこまではしたくない。なので、公文英語は丁度良い。
小学校低学年の場合、「英会話系」(と一括りにするのが無理なくらい多様性があるのですが)は時間とお金の使い方としては、効率が悪いと思います。
(3)いつ開始するのが最適だったのか
公文未来フォーラム参加者の8~9割が英語。まあ、はっきりいって、簡単な訳です。だから、仮に小1から開始していたとしたら、今頃未来フォーラム基準だったものと思われます。
ただ、僕の方針として、a) 公文に投入する時間をきっちりと管理し、数学と国語で一定レベルに達したことからその時間を軽減し、英語に割り当てる、b) 母語がある一定レベルに到達してから英語やらないと効率が悪い。
以上考えると、娘の場合は、新小4の2月開始は遅めのタイミング(※新しく学ぶことに遅いも早いもないのですが)であり、ベストは1年前の新小3の2月か、または小3の夏休み明け9月頃だったかな、という印象です。
(4)目指すべきゴール
中学受験終了時点、つまり2022年2月の時点で、その後本格化する英語学習に対応できるようにしておく、程度に考えています。具体的には、一人で簡単な本を読めるレベルかな、と考えます。上記本のp.69にも書いてありますが、Oxford Reading Tree。そして、レベルチェックのための英検ですかね。
ただ、20歳になって初めてパスポートを取得した僕自身の経験からも、英語の本格的な学習開始は大学生になってからでも間に合います。米国大学院に進学可能なレベルには到達できる(社会人になってからも、毎日学習を継続すれば誰でも可能。99%の人は、やらないから)。決して、ネイティブにはなれないけど。
とはいえ、20歳を超えて初めてOxfordのキャンパスの中を彷徨った時の衝撃はいまだに覚えています。そして、30歳を超えて初めてDartmouthのキャンパスを歩いた時の感動も、よーく覚えています。いずれにせよ、遅すぎたと思う。いろいろな意味から、中学高校の在学時に、海外大学に接触しておくことは大事なのだろう、と考えています。
★現時点の立ち位置:
・公文からサピックス新4年へシフトを開始する。
①公文:数学J(=高1)/上位0.4%【2019年1月29日から】
②公文:国語III(=中3前半)/上位0.9%【2019年2月5日から】
③公文:英語A①【2019年2月1日から】
④算数:塾カリキュラムでオントラック(+αで市販教材活用)
⑤語彙:言葉力1100・1200 + 言葉ナビ上・下巻 + ことば1200
⑥漢字:小4を学研で深堀り中
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