小4/理科・社会:小4で開始して理解したこと

2019年05月(小4)

2019年5月6日(月・祝)。

 

ちょうど1年前、小3になったときに予習シリーズで理社を開始して、その後、挫折、、、というよりは自然消滅になっていた理社。

 

小4の2月からサピックスのカリキュラムが正式に開始し、初めてとなるマンスリーも初回となる4月分を経験して理解したこと。数か月後に読み返すと間違えているのかもしれませんが、現時点の仮説として記録に残しておきます。

 

(1)理社を開始するタイミング

小1~2では、あまり意味がないと思われる。やはり、漢字検定5級(=小6)までの漢字バリアを取っておかないと、効率が悪いことは間違いない。そして、脳の発達度合いを考えても、記憶する内容と量に意味が無い。小1から努力して都道府県カードで暗記することは、ほぼ無意味と思われる。現在小4の娘は小学校の授業で既に暗記している。

 

悩ましいのが、小3での開始。これはギリギリ意味があると思われるが、小4の脳みそでは予習シリーズをサクサクと進めることができるが、小3では苦労した記憶あり。サピックスで余裕で上位10%未満を維持している場合は、小3で理社を進めておいても良いのかもしれない。

 

(2)社会対策で重要なこと

とにかく、実際に47都道府県を訪問して、いろいろと体験することに尽きると思われる。やはり、娘が実際に手を動かして成し遂げたこと、見たことは、忘れない。但し、小1~2の記憶は、小4の現在からみても曖昧になっている。よって、小1~2は社会への関心を高めることに主眼を置き、リターンを求めてはいけないように思われる。小3は微妙。小4になると、ばっちり記憶に残り、テストでの実益があると思われる。

 

あと、地味だが重要なのが、NHKの「ブラタモリ」と「歴史秘話ヒストリア」を欠かさずに親子で見ておくこと。これも、小1~2は動機付け以外の意味はあまり無い。小3は微妙。小4以後は確実に血肉になる。

 

(3)理科対策で重要なこと

こちらも体験が重要。僕自身がハンターかつバードウオッチャーなので、連れまわされた娘は生き物系にはすこぶる強い。但し、理科の実験室系のことは弱い。とはいえ、集団での理科実験教室に通うことが意味があるかというと、そんなことは無いと思いました。だって、家庭で実験道具を購入して、いろいろやらせた方が早いし、学びになるし、いくらでもトライできるから。

 

理科実験教室は、小1~2は、ほぼ趣味の世界と思われる(だから実際に開催している塾もス少ないはず)。小3は微妙。小4になると、そんな暇が無くなるので、実験教室なんて無いのかもしれない。サピックスの理科での高得点などの実益を考えずに、実験教室は動機付けの場として認識した方が良いように思われる。

 

(4)暗記モノ全般

僕の趣味の一つがワインということもあり、娘には小1でフランスの50種類のナチュラルチーズを暗記してもらいました。完全に親の趣味。全く成績向上には関係ない。とはいえ、単なるお遊びというよりは、「暗記技術そのもの」を娘に学んでもらったつもり。今でも50種類を言える状態に仕上がっていますが、わざと1か月程度やらないと、

 

娘:「あれ、なんだっけ?」

 

となります。そして、答えを教えると、

 

娘:「あ、そうだった!」

 

ということで思い出します。娘はこの技術を活かして、小学校での国語教科書の一つの物語を全部暗唱するとか、無駄な遊びを楽しんでいます。国語の音読の宿題を、教科書を見ずに一言一句間違えないのは、聞いていて若干気持ち悪い。

 

娘が知っているのは、「自分自身は記憶力が良くないこと」。それが故に、①1日に記憶できる文字列の限界、②自分が忘れる時間、③記憶に定着させるために繰り返す頻度とタイミング。これを理解しているから、理社を効率よく回せているのだと僕は考えます。

 

・・・昔は『論語』の素読だったり、「教育勅語」の暗記だったりしたわけですが、小1くらいの年次で何でもよいので「丸暗記」をした経験と、それを達成した自信をつけておくと良いと思います。126代の天皇を全て暗記するとか、面白いかもしれません。毎日やることが大事ですが、案外、簡単にできちゃいますよ。

 

 

★現時点の立ち位置:

・公文からサピックスへシフトを開始する。

①公文:数学J(=高1)/上位0.3%【2019年1月29日から】

②公文:国語III(=中3後半)/上位0.5%【2019年2月5日から】

③公文:英語B②【2019年3月20日から】

④算数:塾カリキュラムでオントラック(+αで市販教材活用)

⑤語彙:言葉力1100・1200 + 言葉ナビ上・下巻 + ことば1200

⑥漢字:小4を深堀り中

 

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Posted by senki