小4/夏休み:共働きは圧倒的に不利だからこそ、更に考える
2019年7月20日(土)。
小2戦記君は、以下を書いている。
=quote=
それは、「共働き家庭」が「専業主婦家庭」に対し、可処分時間の絶対量という観点から圧倒的に不利な時期を示します。小2だと「絶対評価」で子供を認識してあげたいところですが、残念ながらサピックスは、、、いや、中学受験は「相対評価」の世界。どれだけ子供が伸びようが、周囲よりも相対的に高く伸びないといけない世界です。
夏休みに限って考えると、専業主婦家庭が共働き家庭に子供の学力向上の観点から負けるということは、100%親の問題である。可処分時間では、4倍以上の差がありますから。4倍だともう、全く勝負にならない。
=unquote=
・・・小4になり、思うことを記録に残しておきます。
(1)高学年になるほど不利になる
低学年ほど共働き世帯が不利になる(=専業主婦世帯が有利)と以前は考えていましたが、現実は逆でした。
高学年になるに従い、共働きが不利になる要素が増加していきますね。やれやれ。以下が理由。
①小1-3では大した内容を取り扱わないので、家庭環境の大きな差が出ない。
②小4ともなると、自我も強くなるので、親が一緒にいた方が効率が良い。
③塾の前に「昼寝」をするなどのコンディション調整ができない。小学生が「20分の昼寝」を自分で管理するのは厳しい。「昼寝」するかしないかで、パフォーマンスが全く変わります。
(2)ハンディキャップを埋める打ち手
以下が大事だと思います。
①朝型であること。しかし、娘は0530起床が定着しているので、これ以上のマージンは無い。
②フレックスなどをフル活用し、自宅滞在時間を長めに確保すること。
③答えを隠すこと。親の目が届かない範囲での自己採点は、「写す」悲劇を引き起こすだけ。我が家も例外ではありません。不在時には、鍵のかかるロッカーにしまうことにしました。
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%
①公文:数学J(=高校基礎)/上位0.2%【2019年01月29日から】
②公文:国語J(=高校基礎)/上位0.5%【2019年05月07日から】
③公文:英語D(=小4)【2019年06月25日から】
④算数:塾カリキュラムでオントラック
⑤語彙:言葉ナビ上下+ことば1200+漢字の要
⑥漢字:小4を深堀り完了、宝物を探す日々
ディスカッション
コメント一覧
はじめまして。
お母さんが働いているとよいこともあると思います。
それは、お母さんは感情的になりやすいため、成績に一喜一憂してしまい、お子さんに過干渉になりやすいので、お母さんが忙しいのはよいと思います。
中学受験の目標が、SAPIXでよい成績をとる、よいクラスにいることならよいですが、目標が、学習習慣をつけて、志望校に合格して、自ら学び、行きたい大学に合格し、将来自分の希望の職業に就き、自立して、社会貢献する、等なら、長い目で見て親が客観的に子どもに接することができるほうがいいと思います。
おすすめの夏休みの過ごし方は、講習が午前なら午後に個別を何コマか入れて、あとは自習、午後から午前に何コマか入れてあとは自習です。お昼はお弁当持ちで。
親がつきっきりでないと勉強できないお嬢さんは桜蔭では、入学後に苦労するのではないかと思います。ちなみに我が家は苦労した方です。
>青空さん
ありがとうございます。確かに、個別指導は有効かもしれませんね。。
娘を一人で自宅に放置することも可能なのですが、どこにも連れて行けず、勉強もみれず、なんか申し訳ないです。。
娘からしたら、「一人でいる時間が欲しいから、放っておいてっ!」なのでしょうけどwww
お子様は昼寝していらっしゃるんでしょうか?
>通りすがりさん
はい。夕方以降に塾がある場合、昼寝してから行かせることもあります。
>oinsenkiさん
共働きのよいところはまだあると思います。お母さんが働いていることで、自分の将来の働き方を模索できていいと思います。
夏休みは、親御さんのお休みに旅行に行かれたり、公園で遊んだりされたら大丈夫ではないでしょうか。共働きでなくても、めったにお出掛けはないと思います。
おじいちゃん、おばあちゃんのお宅は遠いのでしょうか。我が家は母親の実家は遠く、父親の実家は近所です。どちらにも預けたりしましたよ。
勿論、課題はしっかりやるように、両親には協力してもらいました。
お嬢さんはお昼寝されるのですね。娘は一度寝ると起きないため、お昼寝は無理でした。親の介入は専ら塾の課題の取捨選択でした。五年生までは9時就寝でしたので。
入学後もお母さんがずっと働いている家庭は3割はいる印象です。勿論同じ学年の方しかわからないですが、フルタイムの方です。中学入学後のパートタイムの方も含めるともっとではないでしょうか。
共働きだからお嬢さんに申し訳ないと思われないほうがいいと思います。
こんなにお父さんが受験に協力的で皆さんうらやましいぐらいに素晴らしいご家庭ではないでしょうか。
ちなみに、我が家は父親が中学受験経験者で、学生時代はずっと中学受験専門の家教師をしていました。普段は家庭学習を見てやりませんでしたが、五年生の夏休みだけ子どもに付きっきりで家庭学習を見てやりましたら、成績が過去最高になりました。一瞬だけです。後は送迎のみ協力してました。
専業主婦のお母さんのみのサポートより、共働き両親のサポートのほうが素晴らしいと思います。
>青空さん
有難うございます。どんな選択肢にもPros/Consはありますので、結局「無い物ねだり」になってしまうことのないように、日々のマネジメントをきっちりと遂行したいと思います。
なんだかんだいって、僕一人の経済力だけでは、したいことができなくなりますので…