新小5/公文:公文国語K95の阿仏尼の魅力

2020年01月(新小5)

2020年1月21日(火)、朝。

 

公文国語K95は、『十六夜日記』を題材にした批評文である、紀田順一郎『日本の書物』。

 

この問1がすごい。

 

=quote=

紀田順一郎氏は、阿仏尼をどのように評していますか。次の文の[xx]に文中の語を書き入れなさい。

 

残念ながら、阿仏尼には[xx]がある。

=unquote=

 

・・・この問題を、、、娘は少し悩みながらも、「限界」が答えであることを見出した。親として、これには震えました。小4でここまできたか。。

 

娘:「文章には、"このようなさいにも技巧的な歌をつくってしまうところが、阿仏尼の限界といえる"と書いてあるけど、、これってさ、批判的なんだよね。技巧的って技術に巧だから、たぶん、凝っているみたいな意味だと思う。だとすると、本来は良い意味のはずなんだけど、文章全体では批判的じゃん。だから、、、限界にした。」

 

うーむ。素晴らしい。論理的に文章を読んでいる。ありがとう、公文国語。ここまで引き上げてくれば、もう十分ですよ。公文国語K100を卒業するには良いタイミングです。

 

この阿仏尼、すごいですね。小4女子が読んでよい内容なのだろうか(汗)。

 

=quote=

彼女の本名および生年は不詳。義父は下級官吏だった。すこぶる気の強い、情熱的な性格だったと見え、若いときに高貴な公家との恋に破れて髪を切り、大雨の中を西山のある尼の家にころげこんだという話もある。(中略)歌才を発揮して、為家に接近したのは三十歳前後を推定される。為家は一代の歌人定家の子で、『続古今集』を選進した人物だが、当時五十五歳ほどになっていた。

 

熱烈な歌の応酬のすえ、彼女は為家の側室となり、三人の子をなす。同時に歌会への発言力を獲得した彼女は、子どもたちに家の正統を継がせるよう画策した。

=unquote=

 

・・・娘の国語読解能力をここまで引き上げてくれた、公文国語。そして、その教材を有効活用して娘を導いてくれた公文先生に感謝です。

 

 

★現時点の立ち位置:

・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%

①公文:数学K/上位0.3%/東京都27位【2019年12月に数学J終了】

②公文:国語K/上位0.3%/東京都15位【2019年10月26日から】

③公文:英語GII/上位66%【2019年12月4日から】

④算数:塾カリキュラムでオントラック

⑤語彙:パス単5・4級+言葉ナビ上・下+ことば1200

⑥漢字:小4を深堀り完了、宝物を探す日々

 

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Posted by senki