新小5/公文:公文国語K96の”肉食女子”阿仏尼
2020年1月22日(水)。
肉食系の話すぎて、とても愉快。30代のときに50代に接近して売り込み、側室となり三人の男子を産み、家宝と財産を強奪するwww。そして、鎌倉幕府の実務運営も伺い知れるので、歴史の勉強にもなる。
公文国語はJ以後は、面白い。大人がやっても、十分に楽しめます。低学年のお子さんは、是非狙ってください!そして、これは中学生や高校生が取り組んでも、魅力があるコンテンツです。公文国語Kの想定は高校生なので当然ではあるが、小4から大人まで楽しめるコンテンツ、というのは凄いことだと思う。
中学受験終了後の、新中1娘の公文国語K101からの復帰が、今から楽しみです!
=quote=
公文国語K96
『十六夜日記』
さても又、集を撰ぶ人は例多かれども、二度勅を受けて、代々に聞え上げたる家は類なほありがたくやありけむ。その跡にしもたづさはりて、三人の男子ども、百千の歌の古反古(ふるほぐ)どもを、いかなる縁にかありけむ、あづかり持たる事あれど、「道を助けよ、子を育め、後の世をとへ」とて、深き契を結びおかれし細河の流れも、ゆゑなくせきとどめられしかば。
・・・
右文章では、まず阿仏尼の夫為家が、藤原俊成・藤原定家と続く歌道の家として栄えた御子左家にあって、父定家とともに勅撰集の撰者の命を受けたほどの歌人であり、自分(阿仏尼)は、その名誉の側室として三人の男子を産み、歌道の家の正統の証拠となる和歌の古資料を引き継いだと自己主張するところから始まっている。
続いて語られるのは、今回の旅をすることになった理由についてである。事の起こりは、阿仏尼の夫為家が、播磨国細川庄の領有を、はじめは嫡男為氏に対して認めていたが、遺言によって、阿仏尼の実子為相に相続するように変更したことである。ところが、為氏は無法にも移譲を拒んだ。性情の激しい阿仏尼はおそらく烈火のごとく怒ったに違いない。さっそく彼女は朝廷に為相の相続権を訴えでたが解決されず、鎌倉幕府が京都においた六波羅探題(京都の守護や公家権力の監視、西日本各地の裁判などを管掌した)に訴えたけれども、これまた解決には至らなかった。
それにしても、この事件は母子にとって大きな問題であってに違いないのだが、「細河の流れも、ゆゑなくせきとどめられしかば」といった詩的な表現では、一般の読者にとっては何のことかさっぱりわからないのではなかろうか。
=unquote=
問題:「「細河の流れも、ゆゑなくせきとどめられしかば」の内容を、事の経緯および人物関係がわかるように、事実のみを二文で具体的にまとめなさい。
・・・国語においては、「弁当箱」が大好きな娘。今日は真面目に筆記したようです。
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%
①公文:数学K/上位0.3%/東京都27位【2019年12月に数学J終了】
②公文:国語K/上位0.3%/東京都15位【2019年10月26日から】
③公文:英語GII/上位66%【2019年12月4日から】
④算数:塾カリキュラムでオントラック
⑤語彙:パス単5・4級+言葉ナビ上・下+ことば1200
⑥漢字:小4を深堀り完了、宝物を探す日々
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コメント一覧
誤字はお嬢さんに指摘して修正されましたか?
>よろしくさん
いえ、教室で気がつくかなー、と。こういう間違いの記録って後で読むと貴重なんです^_^。