RISU算数:RISU算数への取材 ②「一番良くないのは、おうちの方が問題を解いてしまうこと」

2020年02月(新小5)

2020年2月4日(火)。

 

「RISU算数」などを展開するRISU Japan株式会社の今木智隆さん(代表取締役CEO)との対談シリーズです。取材したのは、2020年1月某日。

 

 

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今木:「RISU算数では、解ける問題は出さないんですよ。解けないものを出します。それが解けない場合は解説を何パターンも送ります。会員の方からも解説のリクエストがたくさんくるんです。そういったリクエストには1つ1つ対応しています。解けない問題をやらないと意味がないのですが、子どもは解けるところからやるんですよ。解けているとおうちの方が褒めてくれるので。そうなると、苦手なところは避けてしまいます。」

 

僕:「親は子どもができないと怒るんですよね。それが良くない。僕は『できないことこそ宝物だ』と言っています。」

 

今木:「伸びしろってやつですよね。」

 

僕:「『お前が解けないならば、他の子も多分解けないから安心しろ』と上から目線で娘には説明しています(笑)。」

 

今木:「ははは(笑)。」

 

僕:「挑戦させたいんですよ。」

 

今木:「その心持ちってすごく大切だと思います。間違っても子どもに『頭が良くない』って言ったり、子どもの前で他の親御さんに『うちの子は馬鹿なんですよ。』って言ったりしちゃダメですからね。子どもは字面通りに受け止めてしまいますから。」

 

僕:「謙遜であれマウンティングであれ、子どもにはそういうのは伝わらないですからね。」

 

今木:「あと一番良くないのは、おうちの方が問題を解いてしまうことです。」

 

僕:「考える機会を奪うんですよね。」

 

今木:「その通りです。塾でもRISUでもこれをされると子どもの状況が一切わからなくなってしまいます。」

 

僕:「だとすると、タブレットが良いのは、親が関与できない、ということかもしれませんね。」

 

今木:「正確には、親が関与しづらい、ですかね。比較的正確なデータを取ることができています。それでもやっぱり親御さんが解いちゃうっていうのはゼロではないですが(笑)。」

 

僕:「今、SenkiChatをやっているからわかるのですが、塾に相談しに行くといっても、本当のことは絶対にさらけ出していないと思うんですよね。言えない人が多い。タブレットだと、そういうのが無い。」

 

今木:「ご家庭での指導が上手なところだと、『この単元が苦手なので動画をたくさん送ってください』というような問い合わせをいただきます。RISUから送る解説動画の先生って、子どもにとっては第三者なんですよね。おうちの方が言うとどうしても反発してしまうことも、動画で先生が言うとそんなに角が立たない。『何を言っているのか』と同じくらい『誰がどのタイミングで言うか』を子どもは見ていると思います。」

 

僕:「算数の指導で難しいのは、ここだけ分からなくて、あとは解けるというもの。この論理展開のポイント。」

 

今木:「そうですね。とはいえ、図形の補助線なんかは自分で見つけないといけないですよね。そこを教えられてはいけない。でも、例えばアルバイトの学生が来る家庭教師とかって、構造的問題として、教えるプロではないわけです。学歴のある学生を呼んでも、蓋を開けたら数学を使わずに大学受験した学生だった、みたいなこともあるので。プロはそのあたり安心できて良いとは思うんですが、その分費用も高いですしね。実際そんなことを悩んでいるうちに周りの子どもはどんどん進んでいって、差が開いていくんです。」

 

僕:「自己防衛するしかないですね。苦手なところ、現実をみる。」

 

今木:「子どもの数は減っていますが、中学受験人口は増加しているので、競争率は上がっているんですよね。そうすると、必然的に第一志望に入れない子どもが増える。大手進学塾は救済する塾ではなく、トップラインを伸ばす塾。塾にも入れない子どもも出てきます。いろいろな形で問題が表出化していますよね。」

(続く)

 

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★現時点の立ち位置:

・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%

①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】

公文:英語GII/上位66%【2019年12月4日から】

③算数:塾カリキュラムでオントラック

④語彙:パス単5・4級+言葉ナビ上・下+ことば1200

⑤漢字:小5の深堀り中

 

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Posted by senki