新小5/戦記君の取材:ファーストペンギン①「同世代の眠れる原石を掘り起こしたい」
2020年2月9日(日)。
取材記事第2弾は、現役高校生アントレプレナーです。「東京受験.jp」を運営すると共に、現役高校生がオンラインで教える「ファーストペンギンハイスクール」を立ち上げた、筑波大学附属駒場高等学校molさん、芝高等学校yuhさんのお二人です。
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2020年1月某日。渋谷マークシティのアフタヌーンティーにて。
僕:「こんにちは!いやー、本当に高校生なのですね!僕もベンチャー界隈はうろうろしていますが、流石に詰襟制服とか、アニメパーカーとかには、会ったことありません(笑)。僕にコンタクトしてきてくれて、ありがとうございます。はい、僕の名刺はこちらです。免許証はこちらです。本人かどうか確認してください。」
molさん:「こちらこそお時間を頂き有難うございます。すいません、社会人はお忙しいかと。」
僕:「いや、高校生の方が忙しいと思いますよ(笑)。既にご存知だと思いますが、僕の自己紹介をさせて頂きますね。中学受験は経験していて、小6の3月から通塾開始して、なんとか[xx]中学に合格。そのあと[xx]大学へ進学。そして[xx]に就職して、社費留学制度を使って米国MBA取得。で、そのあとは[xx]ってかんじです。2016年6月に趣味で始めた娘の中学受験の反省録ブログが、なぜか100万PV/monthになっている状況です。」
molさん:「次は僕の自己紹介ですね。僕は小4からサピックス。そのあと、運良く筑駒に合格しました。中学では結構だらだらしていたんですが、高校から入ってくるメンバーがとにかく凄いんですよ。筑駒は中学が120名で、高校から入るのが40名なのですが、この高校から入ってくる層がとにかく凄くて、ショックを受けて、だらだらした生活をやめました。この高校入学組は地方からも来ているのですが、周りに塾が全くないので、参考書を読んで一人で勉強しました、といったタイプも多くいます。ある同級生は僕の友人なんですが、世界的な[xx]オリンピックで金メダルとか取っています。ぶっ飛んでいる。それで気が付いたんですが、地方にはこういった凄い人材がたくさんいるんですよ。でも、中学受験を経験した僕らのように、地方には塾というインフラが存在しない。だから、埋もれている人材も多いだろうし、僕らにとっては良きライバルや切磋琢磨できる仲間がもっと地方にいるはずなんです。これを、高1の時に思い知りました。僕らって、圧倒的に有利なんですよ。親がしっかりしていて、そして首都圏にいるからインフラがある。これって、同世代でも不平等。なので、同世代の眠れる原石を掘り起こしたいんです。彼ら彼女らと、何かすごいことをしたいんですよ。」
yuhさん:「僕は小学校のときにだらだらしてて、小6の10月にサピックスに通塾開始しました。当初はmolさんの学校が第一志望校でしたが、流石に時間切れでした。芝に合格しましたが、とても良い学校なので満足しています。」
molさん:「yuhって凄いんですよ。大学入試改革の目玉、大学入学共通テストの中止を求める運動のTwitterのムーブメントの起点なんですよ。yuhみたいにエッジが立っていて、意識が高い高校生を、僕たちが地道にスカウトして東京受験.jpのネットワークを広げてきました。」
yuhさん:「高校生の横の連帯が必要だと考えて、運動を開始しました。僕らにとっては、たまったものではありませんので。Twitterで戦略的に動いた結果、数日で、想定外なくらいにバズりました。そうして、高校生によるあのような活動に発展していったんです。最後は新聞記事などにもなりましたので、広く知られていると思います。」
(続く)
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★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語GII/上位66%【2019年12月4日から】
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