新小5/リブログ:”新小4/公文:公文数学Iの復習プリント(21単元/2019年2月16日版)”
2020年2月16日(日)。
小3戦記君、1年前の記事。
古き良き時代の中学受験の経験に頼る人や、公文数学の思想について理解していない人ほど、「公文数学が意味が無い(=算数Fで卒業すべきだ)」とか「そもそも小学生に方程式を教えることは弊害がある」とか、時代錯誤も甚だしい議論をする傾向にある。
各家庭でそれぞれに判断すれば良いのではあるが、以下を勘違いをしてはいけないと考えます。
①娘を被験者として公文数学K20(=高1)まで進めさせた限りにおいては、公文数学は「数学」ではなくて、「代数の処理技術」を学ぶものに過ぎない。数学的思考能力とはほぼ無関係である。
②ただし、だからといって意味が全くないわけではなく、例えば、y = ax + bといった1次関数や、連立方程式などの概念を処理訓練を通じて学ぶことで、中学受験算数に必要となる「最初の一手」を打ち出す能力向上に寄与する。イメージとしては、「視点が増える」かんじ。カッコよくいうと、「論理的思考能力そのものを鍛える」効果がある。なぜならば、文字式の操作は、論理そのものだから。
③中学受験算数を方程式で解いてはいけない、という昭和時代の都市伝説が、いまだに令和の時代を跋扈している。方程式で解くか解かないか、ということよりは、消去算にせよ不定方程式にせよ、文字式の操作は必須なのが実態である。
・・・以上が今思うことだが、1年前の以下文章にエッセンスが凝縮されています。こんな簡単なことを、中3、ないしは鉄緑会中1が終わるまで待つ必要性は、どこにも無いと思います。
=quote=
まあ、公文数学Iまでは、本当に単純な処理。だからこそ、こんな単純な処理を中3まで待つのは時間の無駄だと思います。
=unquote=
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語GII/上位66%【2019年12月4日から】
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