新小5/有名中の歴史:『詳説日本史図録』(山川出版社)を装備
2020年3月7日(土)。
有名中の歴史が面白い。面白くて当たり前である。なにせ、各学校の社会の先生が、1年間をかけて準備してきた「挑戦状」である。
サピックスの歴史年表は良いテキストだし、コアプラスも秀逸。しかし、読んでいて面白くない。有名中の歴史問題と対比させるのも良いが、ビジュアル的にも面白くない。
僕:「なんか、歴史資料集みたいなのないかなあ。」
娘:「写真がいっぱいあるやつがいいね。」
という会話をして、書店で探し出したのがこれ。
・『詳説日本史図録(第8版)』(山川出版社)
娘:「わあ♪これすごい!詳しいし、写真もいっぱい!読んでいて楽しいね。」
僕:「漢字とか読める?」
娘:「全く問題無い。それにしても詳しいね、これ。」
僕:「そりゃそうだろ。だって、天下の山川出版社さんが出している、大学受験の日本史の資料だから。パパは中学時代から山川出版社のファンだ。あまりにファンなので、未だに、高校時代の世界史の教科書は保存してある。捨てることができなかった。」
娘:「大学受験用か。だったら、中学受験をカバーするね!」
・・・僕も読んでみましたが、当然ながら、とてもマニアックな会話を娘と出来ることになりますので、深堀りには最適。購入して装備することになりました。尚、定価はなぜか860円である。山川出版社は儲ける気がないのだろうか。
娘:「パパがつくった江戸時代15代将軍のを暗記したけど、こういう資料集を読んでいると、写真でいろいろと出てくるので、ほんと面白い。。元禄文化と化政文化のそれぞれの代表的な絵画とか、すごい面白い。。」
どんどん、歴史を深堀りしましょう。とにかく、歴史は面白いから♪
この資料集、最初のページのテーマが、
「2 油から、古代・中世の社会を考えよう」
大山崎油座による「荏胡麻油」独占の話であり、そして織田信長の楽市楽座により特権がなくなり、そして江戸期初期には「菜種油」に代替されて灯油として使われなく歴史。
萌えますな。そうして、このような無駄知識を得た上で、『菜の花の沖』を読み、高田屋嘉兵衛に思いを馳せるようになると、歴女の完成である。
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語GII/上位66%【2019年12月4日から】
ディスカッション
コメント一覧
はじめてコメントします。
勝手なお願いで恐縮ですが、もしよろしければ、今の娘さんにセンター試験の日本史を解いてみていただけませんか。中学受験の歴史を一通りやった時点と大学受験の山川の資料集で深く堀った状態とでどのように変化するのかに興味があります。
>sunekaziri1031さん
コメントありがとうございます。面白そうな実験ですが、せめて、1)サピックス歴史年表第2部を完成させ、2)四谷演習問題小5下巻を終わらせた状態、でのセンターが良いかなと思います。
2018年有名中歴史は解けるので、そこそこ戦えると思いますが、範囲をカバーしてないので、流石に早いかな、と。
でも、ノリで解かせるかもしれません^_^
>oinsenkiさん
丁寧なお返事ありがとうございます。歴史年表には2部があるのですね。知りませんでした。日々の娘さんとお父様の確実で正確な積み上げに感動しています。これからも(勝手に)応援しています。
ところで、このブログで度々出てくる算数の資質を持つ層とそうではない層とで利き手に違いがあったりされるのでしょうか。サピックスの上位クラスという算数の最前線にいる娘さんから見て利き手による違いはあるのでしょうか。右脳を使うから有利とか、問題文が隠れるから不利とか。ジュニア算数オリンピックではどうなんでしょうか。フォトンの生徒はどうなんだろう。ファーストペンギンの方々(難関中高一貫校の生徒さん)はどうなんでしょうか。受験において利き手による有利はあるのでしょうか。
>sunekaziri1031さん
FPチームに聞いてみますね^_^