小5/英語:「全国高校入試問題正解」(サピックス中学部)
2020年5月27日(水)。
娘の英語力を引き上げるのに、高校入試の本番問題を解くという選択肢があることに気が付きました。
・・・ということで、さっそく、サピックス中学部の「全国高校入試問題正解」を入手。最後が「正解」で終わる、不思議な名前です。英語、数学、国語、理科、社会、の5科目分です。最新の2020年受験用。つまるところ、中学受験における「有名中学入試問題集(=有名中)」に該当するのが、この問題集のようです。旺文社の出版物を、サピックス中学部ブランドで販売しているので、この構造も有名中と同じ。
これを眺めていると、いろいろと面白いのですが、
娘:「うわー!社会の問題面白そう!解きたい!」
僕:「だーめー。英語やって。どれくらい通用しないかを把握したいから。」
公立高校の英語の問題は、長文読解というよりは対話はエッセイのような素材が多いのですが、私立高校はそれぞれですね。
尚、驚くのは、高校受験の英語は、こんなに長文読解の文章が長かったっけ?僕は高校受験をしていないので僕の時代とは比較できませんが、ざっと見る限り、英検3級合格で喜んでいるレベルだと全く太刀打ちできないですね。これだけの英文を英語として読み、そのまま理解できるような状態だとすると、英検2級レベルのように思います。なんだ、英検も目安としては役に立たんな。
、、、以上を娘に説明したあと、
僕:「では、2019年の青山学院高等部の大問4を解いてみよう。」
ということでやらせてみました。米国マサチューセッツ州からフランスまでの6,000kmを73日かけて大西洋を泳いで横断した世界初の男性の話から始まり、キューバから米国まで泳いだ60代の女性の体験談をベースに、「肉体よりも精神力が大事だ」というお話。
娘:「すごい!もう、ちんぷんかんぷん!全く歯が立たなかった!」
と興奮していました。
聞いてみると、cancer research、shark、jellyfish、、、、というレベルの単語を知らず。説明したら、
娘:「sharkって、あのシャークね。。なるほど、パパの言っていた、英語は単語力という意味が良く分かった。これ、単語力をいかに積み上げて、記憶に残しながらいかに早く読めるか、という勝負だね。これがアカデミックな英語か~。」
ということで、いろいろと学びがあったようです。
やはり、入試問題本番という一次情報を確認するのが、一番早い方法ですね。中学入試終了時点で、高校入試の長文読解に対応できるだけの英語読解力があると、相当に有利になることが判明しました。細かい英文法は学校で習えばよいのですが、それ以前の問題として、長文読解を自力で出来るようになることが、その後の英語力の差に繋がることを改めて確認しました。
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語HII/上位45%【2020年5月13日から】
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