小5/社会:駿台「東大入試詳解25年 日本史」(2017~1993年)

2020年07月(小5)


2020年7月11日(土)。

 

小5の娘が東大の日本史を解いて壁を知る。お遊び企画です。

 

既に中学受験分野の歴史は一通り完成させ、吉村昭の歴史小説を読み進めている娘ですが、大学入試レベルでは勝負にならないことは重々承知です。

 

無論、解けるか解けないかということではなく、娘には「出題形式」と「何が問われるのか」を、中学受験前に知っておいて貰いたい、ということが僕のメッセージとなります。歴史を学ぶ上での視座を持つことになりますし、誰よりも早いFail fastを経験できることになります。無論、サピックスの歴史の授業で、先生の解説をより意味のある形で聞くことができるようになれば、と思います。

 

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尚、駿台の解説を読んでみると、これがまた面白いです。総論として書かれている箇所で、参考になった記述を抜粋します。中学受験での歴史を学ぶ上でも、視野が広がると思います。

 

=quote=

出題分析と入試対策

 

・当然、入試問題はこの「東京大学アドミッション・ポリシー」に基づいて作成される。奇を衒った問題はない。よく誤解されるように超難問が並べられているわけでもない。しかし、物事を俯瞰的にとらえ、自身の知識を総動員して総合的に理解する能力が不可欠となる。さまざまな事象に興味を持ち、主体的に学問に取り組んできた者が高い評価を与えられる試験なのである。

 

・東大日本史は、基本的には例年4題の論述問題で構成されている。各問題は一つの設問である場合が多いが、A・BまたはA・B・Cと、2ないし3の小設問に分ける場合もある。字数は1行・30字の形式で、4問の合計が、以前は700字を超えることも多かったが、近年は660字(22行)程度である。

 

・出題される時代に関しては、第1問が古代(まれに原始・古代)、第2問が中世、第3問が近世、第4問が近代または近現代(戦前と戦後)というのが基本的パターンである。

 

・基本的には、各時代や各時期の特徴を論じさせ、その理解を問う問題が多い。また、各時代・各時期の移行期に関して、その変化の意味を問う問題も最近は増加している。

 

・先ず、前述した出題傾向の分析をよく理解した上で、常に「歴史を考える」姿勢で学習することが第一である。高校の教科書を読みこんでいく場合も、一つの歴史事項に対し、前提・背景・経過・結果・影響・意義などを押さえ、それが他の歴史事項とどのような因果関係を持っているかを考察しながら読み進んでいくとよい。

=unquote=

 

・・・さて、2017年の4問を実際に解いてもらいました。とはいっても、記述は方向性のみを示すレベルに留めて貰いましたが。

 

第1問

A: 東北地方の支配は、律令国家にとってどのような意味をもったか。2行以内で述べなさい。

 

→娘:「律令国家の強さを表し、律令政治に反発しようとするものをおそれさせた。」

 

→模範解答:「律令国家にとって、東北地方は交易と領土拡張の対象であり、蝦夷の支配は蝦夷を服属させる帝国であることを示す側面も持った。」

 

B: 「7世紀半ばから9世紀に、東北地方に関する諸政策は国家と社会にどのような影響を与えたか、その後の平安時代の展開にも触れながら、4行以内で述べなさい。

 

→娘:「たくさんの費用がかかり、費用が問題になった。」

 

→模範解答:「律令国家は東北への支配を拡大したが、東北への柵戸の移住や、東北からの俘囚の移住で東国なども影響を受けた。平安後期、前九年合戦・後三年合戦などを通じて、源氏は東国武士との主従関係を深めた。」

 

・・・と、こんな感じです。

 

娘:「(模範解答を読んで)なるほど、こういう記述の方向性が問われるんだね。第2問の鎌倉幕府が京都で裁判を行うようになった経緯とか、面白かったよ。もちろん、六波羅探題のことは知っているけど、"承久の乱後、没収した所領に東国御家人と地頭として送り、荘園領主との紛争が増加したので、六波羅探題が西国の裁判を担った"なんていう背景は知らなかった。読み物としても面白いから、時間のあるときに実際の大学入試問題に触れてみるのもいいかもしれないね。」

 

 

★現時点の立ち位置:

・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%

①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】

公文:英語HII/上位45%【2020年5月13日から】

③算数:塾カリキュラムでオントラック

④語彙:パス単3級+言葉ナビ上巻

⑤漢字:小5の深堀り中

 

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Posted by senki