小5/読書/618~622:今週の読書(2020年8月30日(日))

娘の読書・映画


2020年8月30日(日)。

 

今週の読書。小5サピックスの夏期講習8月マンスリーテストがあった週ですが、対策に使った時間は30分くらいでした。この「対策」も全て娘に決めて貰いましたが、娘の判断は「ざっとテキストを見直して、何をやったかだけを確認しておく」というものでした。つまり、ほぼ何もしていないので、普段の生活での時間の使い方が有効だったかどうか、マンスリーテストは炙り出してくれると考えています。

 

とにかく暇だったので、読書が進みました。尚、5冊になっていますが、他にも読み散らかしています。初見で読んだ本のみ記録に残しています。

 

 

618:『ホビットの冒険(上)』(トールキン/岩波少年文庫/330ページ)

619:『ホビットの冒険(下)』(トールキン/岩波少年文庫/267ページ)

620:『ガリヴァー旅行記』(スウィフト/岩波少年文庫/251ページ)

621:『大黒屋光太夫(上)』(吉村昭/新潮文庫/308ページ)

622:『大黒屋光太夫(下)』(吉村昭/新潮文庫/286ページ)

 

・・・『大黒屋光太夫(上)』は先週末くらいに手に取りましたが、日本地図の理解が甘いことに気が付いたので、スタディアップの白地図ピースで訓練してから読んで貰いました。当時の船乗りの視点を得ずに読み進めるのは、吉村昭にも失礼ですしね。

 

 

 

僕:「流石のサピックスも、大黒屋光太夫はコアプラスにも歴史年表にも出てこないでしょ。」

 

娘:「コアプラスに出てるよ。

 

僕:「おお!」

 

・・・確かに出ています。やりますね、サピックス。コアプラス社会のp.116。

 

=quote=

465

 

1792年、日本の漂流民(大黒屋光太夫)をともなって右の地図中のAに来航し、通商を求めたロシア使節はだれですか。

 

→ラクスマン

 

参考:大黒屋光太夫(だいこくやこうだゆう)

伊勢国(三重県)の船乗りでしたが、1782年、江戸に向かう途中に遭難し、7カ月におよぶ漂流の末、翌年、アリューシャン列島にたどり着きました。その後はロシア各地で暮らし、女王エカテリーナ2世にも謁見しましたが、1792年にラスクマンとともに根室に来航し、10年ぶりに帰国しました。

=unquote=

 

あっさりと書かれていますが、壮絶なサバイバルでした。当時のロシアは不凍港を求めて南下政策を検討しており、日本と交渉するロシア人材育成のために、漂流民を現地女性と結婚させ(させる、というよりも、自然とそうなるというのが人間だと思う)、また結婚の際にキリスト教に改宗となることで帰国できなくする(=キリシタン禁止令)方針を採用していました。

 

まあ、各種の「欲」に勝利した大黒屋光太夫は凄いと思います。

 

そして、氷点下40度(?)以下になるロシアで左足が凍傷にかかった、庄蔵の治療シーンが素晴らしい。吉村昭に敬意を表して、紹介させて頂きます。中学受験生は、吉村昭の歴史小説を読みましょう!

 

=quote=

p.240

 

庄蔵が入院して間もなく、病院から下男が鍛冶屋に来て、日本人たちにすぐくるようにと伝え、去っていった。

 

それを主人からきいた光太夫は、水主たちとすぐに家を出て病院にむかった。なにか庄蔵の体に好ましくないことが起こったように思え、かれらは道を急いで病院に入った。

 

病院に足を踏み入れた光太夫は、庄蔵の悲鳴に似た激しい呻き声を耳にし、医師と二人の助手が治療にあたっているのを眼にした。庄蔵の左足がのばされて、銅製の盥(たらい)の中に漬けられている。盥には湯気の立つ薬液らしい液がみたされていて、医師が、近寄った光太夫に気づくと盥の中を黙って指さした。

 

光太夫は、一瞬背筋に冷いものが走るのを感じ、薬液に漬けられた足を見つめた。足の踵(かかと)の部分が大きくねじれ、足の裏が上になって浮き、踵の肉が赤く腫れて骨がむき出しになっている。水主たちは顔色を変え、立ちすくんでいた。

 

医師が、光太夫にけわしい眼をむけると、手まねきをまじえて踵から先の部分が脱落したことを伝えた。

=unquote=

 

 

★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語II/上位45%【2020年8月5日から】
③算数:塾カリキュラムでオントラック
④語彙:パス単準2級+言葉ナビ上巻
⑤漢字:小5の深堀り中

 

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Posted by senki